メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
羽生善治氏の魅力は、強いだけでは無い

東京へ向かう機内で、羽生善治氏とNHK取材班との共著を読んでいます。
偶然にも今朝、中学生棋士に敗れたニュースが流れていました。
人工知能
息子がこの分野の勉強をするというので読んでみました。息子によると人工知能という言葉は、一般向けに分かりやすく説明した言葉で、そういう研究分野は無いそうですが、羽生善治さんの文章はとても分かりやすくて、全く知識の無い者にもすんなり入って来ます。
どんな人もいつかは若い人に追い越される日が来ると思いますが、世界中に居る熱狂的なファンは、ただ強いだけの羽生善治氏を見ているのではなく、彼の美意識や世界観に傾倒しているのではないでしょうか?
私たち市井の一個人も歩いて来た道の中で、身に付けた物、ささやかでも誰にも奪う事の出来無い何かが、自分の中に育つ生き方をしたいなあ、と思います。
ツバキ文具店


「ツバキ文具店」

小川糸さんの本は、どれも優しさに満ちていて、幸せな気持ちになります。
これは、鎌倉が舞台、そして手書きの手紙のお話。

鎌倉の近くの方から、心のこもった手書きのお手紙をいただいて
お返事できないまま、日が過ぎています。
いつも心から離れないのですが、うまく思いが文字に
出来なくて書いてはやめ、書いてはやめ・・・

そんな時に、ふと以前読んだ「ツバキ文具店」を思い出しました。折しもNHKでドラマ化されていましたので
第一回を見てみました。

原作の優しい雰囲気はとてもよく出ているのですが
主人公の女性が、本を読んだときはもう少し年長の
イメージでした。どちらがいいというわけではなく
ドラマの女優さんもとてもいいのですが
本は、文字から得た世界を読者が自由に心に描くので
映像化された時にあれ?と思ったりしますね。

私の周りも、こんな風に、優しい想いの方がたくさんいらして
幸せだなあと思います。感謝でいっぱいです。
鞄図書館

JALの機内誌で紹介されていたこの本に心惹かれて是非読んでみたいと思いました。
漫画は苦手ですが。
司書さんといわれる男性が鞄とともに旅をする話ですが、鞄の中は無限のスペースが広がっていて、どんな本もあるのだそうです。
旅で出会った人の探している本が必ず見つかる鞄図書館
時には故人との思い出の、存在するはずの無い本へのリクエストも。
到着して、すぐに空港内の書店に行って尋ねてみると置いてないし、聞いた事も無いと言いながら調べてくれました。
これはコミックですね。うちはコミック置いてないんですよ、とちょっとコミックを見下げた感じ。少し前の私のように。
JALの機内誌で特集された本が第一ターミナルの書店に無いなんて。以前も同じことがありました。
「雨の日はソファで散歩」こちらはコミックではないけれどありませんでした。エッセイの様な特集なので比較的古いものが紹介されているようですが、それでも私のような本オタクは興味を持つでしょうし、勿体ないと思いました。それとも機内誌なんて誰も見ない、って思われているのでしょうか?
旅先からAmazonにリクエストしたところ、帰宅すると届いていました。数ページの短編ですが、司書と鞄の会話が格言から始まります。
「生活はすべて次のふたつから成り立っている。
したいけれど、できない。
  できるけど、したくない」
「今日と明日の間には 長い期間が横たわっている。 君がまだ元気なうちに 早く処理することを学べ」
「すぐれたものを認めないことこそ 即ち野蛮だ」
コミックですが、物語で紹介された本は、コラムで紹介されています。なんて素敵な本でしょう!

何も諦めなくていい

この本に出会ったのは、羽田空港の書店でした。
キャリーバッグをひいて狭い書店に入ることは他のお客様に迷惑なので空港では極力入らないようにしているのですが、その日はなぜか呼ばれるように、入っていきました。
志保さんから依頼されたハーブティー。彼女の葬儀のときに作ると心に決めたものの、納得できる材料が無く、いつも心のどこかにひっかかっていました。
全て県内産、それも安全で美味しいとなると無理かも・・・そう諦めかけていたところに、帯の
あなたは、何も諦めなくていい
が目に飛び込んで来て、手に取ってみると、なんとそれは、アメリカのシングルマザーが全米最高のお茶ブランドを築き上げたお話でした。
あれから、2年
この本は、安易に流れそうになる私を叱ってくれたり励ましてくれたり、忘れかけたことを思い出させてくれたりしてくれました。
簡単に手に入るものを使ってお茶を濁してもわからないんじゃないか、と悪魔が耳元で囁くこともありましたが、ページのやり取りが頭に浮かんでくるのです。
自宅の庭の薔薇を使ったジプシーラブというハーブティーが好評を博し、量産体制に入ろうとしたときのことです。
オーガニックの薔薇を仕入れようと思ったら6倍の価格であることに気づいたそうです。出資者は「誰もそんなこと気づかない、そもそもオーガニックと売られているものだってそうとは限らない」、と採算ベースで考えなければ出資しないと迫られたそうです。その時に彼女は一般の薔薇と人工香料、自分の庭のオーガニックな薔薇の両方のお茶を米国茶協会の教育部門の委員会に持ち込み、飲んでもらいます。目隠しテストの結果、半々の結果で、プロの方でさえ、人工香料の方を「明るい味」と評します。
がっかりしていた彼女に香料会社で人工香料とオーガニック香料の両方を作っている人が声をかけ、かすかだけど決定的な違いを教えてくれます。
それは太陽をたっぷり浴びて育てられた「太陽の風味」なのだそうです。たいていの人はその違いを嗅ぎ分けられないかもしれないけれど、わかる人にはわかるのだそうです。そしてこのビジネスを頑張ればそういうことがわかる人も増えてくると思うけれど、何より作る人自身が最高のことをしているということをわかることが重要、と。
そんな矢先でした。さわださんの伊予柑に出会ったのは。そして火中の栗を拾う思いで引き受けたハーブサミットの中で、クロモジ茶を作ってくださる筒井さんにも出会うことができました。筒井さんはShihoの製作もお願いしたのですが、ご家族総出で、堅い伊予柑皮を手作業で丁寧に刻んでくださいました。
粉砕器で傷め付けられていない伊予柑ピールです。
「太陽の風味」これははっきりとしたものではないと思いますが、Shihoをお飲みくださった方が一様に「優しい味」と仰ること、それは、これではないかと思います。伊予柑皮、ローゼル、クロモジ 全て作っておられる方から直接受け取りました。
どんな味かもわからないのに、私の思いに共感してお買い求めくださった方、そしてその方々の中で、「太陽の風味」に気づかれた方にお渡ししたい、そんな風に考えています。
かくいう私は、普段はオーガニックに拘っているわけではありません。美味しいもの、頂いたもの、なんでも大切にいただきます。そして夜眠る前に、上質のShihoを少量、淹れて飲みます。ちょっとだけ心に溜ったものが洗い流されるような気がします。
今日もていねいに

すみだ水族館の近く、お洒落なカフェで夕食をいただきました。
一人は私だけ・・・ふとみると、面白そうな本がずらっと並んでいます。
1冊を手に取ってみると、間違いなく誰も開いたことのない本。
その中に、こんなことが書いていました。
どんなに忙しくても、機械ではなく、人の手で作ったものを食べましょう、と。
コンビニのおにぎりより、自分が握ってきたおにぎりを。
コンビニのサンドイッチより、立ち食いうどんでもいいから
目の前で人が作ったっものを。
なぜか、という説明に、心惹かれてAmazonで注文しました。


プロフィール

メリッサ

Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。



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