メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
葉っぱの緑はエコロジーの神髄 ~「 心に木を育てよう」より

稲本正著「心に木を育てよう」は
植物の生きる知恵を通して、人間がどのように生きるべきかについて
多くの気づきを示しています。

地球上に降り注ぐ太陽光をエネルギーとして光合成を行う植物は
最も多く降り注ぐ「緑」を反射しているそうです。
人間の浅はかな合理主義に基づけば、「黒」を反射することが
最も効率的ですが、わざわざ効率の悪い「緑」を選んだ理由は
「共生進化」・・・どちらかが「利」を得、どちらかがその「害」
に苦しむのではなくどちらにも「利」のある「相利」の関係を大切にしているからだそうです。
そして、そのような関係にある植物が
繁栄をしているということが分かってきたのだそうです。

人間も自然界の一員ですから、元は「共生進化」を図ってきたはずです。
ところが、いつのまにか「競争進化」を追うようになり、自らの利益を追求することが
自らの足元を崩していくという愚かな結果を招いているように思います。

この著書は2007年に記されていますが、その頃に発表された
「不都合な真実」を取り上げ、地球上の70%を占める海水に
変化が起きたら、我々は手のほどこしようがない、と警鐘を鳴らしています。

それから6年の月日の中で、我々は海水温の上昇対策に、全地球を挙げて
向かうべきだったのです。
それなのに、ゴア氏の自宅が電力を大量消費しているとか、
温暖化など実際には存在しない、「環境ビジネスの世迷言」のような潰しを受け
大切なメッセージが、競争社会、経済最優先社会の闇に葬り去られたといっても
過言ではないと思います。

地球の危機に直面してもまだ、小さな陣取り合戦や争いを繰り返すしていますが
絶滅への道を回避するためには、繁栄している植物からの共生進化、相利の生き方から
学ばなくてはならないと、思います。


2050年
オークヴィレッジだより

今から38年後・・・・
子供たちは私と似たような年恰好になっていると思うのですが
大変厳しい展望が・・・・
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120912/wir12091208440001-n1.htm

今の私は、親も既にいませんから、何としてでも自力で生き延びるかもしれませんし
その苦労は受け入れられると思います。
きっと子供たちも、そうだと思うのですが、想像すると苦しくなります。
そんな地球に残していくのがとても辛いのです。

自分だけがよければいい「近欲」な人たちばかりが世界を動かしているように思います。
30年、50年、100年、
自分は居なくなっても、あなたの大事な人はこの地球で生きていかなければ
ならない・・・そんな想像力を働かせてほしいです。

28年前に手に取った、稲本正氏の「オークヴィレッジ便り」
環境!と大上段に構えるのではなく、淡々と日常を語りながらも
自然との共生の大切さを語りかけてくれる本でした。
初めての出会いがこの本でなければ
私は、環境問題に対してもっと違うスタンスを取っていたかも知れません。
稲本さんは、もともと物理学がご専門ですから、植物だけでなく
地球上のあらゆる現象について熟知された上での「環境」なのです。
決して押し付けでなく、穏やかに自然の大切さを語りかけてくれました。
その表紙には、このように書かれています。

自分たちで建てた家に住み、楢材を中心とした、伝統工芸による家具作りに励む日々
女性たちは羊の毛を紡いで草木で染め、手機で織る
独自に開発したソーラーシステムや、谷川の水を利用した自家用水力発電
ブナ、ナラなど広葉樹の溢れる緑のなかで、自然と共生し
全人的な生き方を模索する名k真たちからの熱いメッセージ


これが3.11以降に語られた言葉ではなく、28年前に出版された
表紙であることに改めて稲本氏の凄さを感じます。
そして最後の章は「21世紀へのメッセージ」
自然エネルギーへの確かな知見、ゴミの問題
コミュニティーのあり方など、その当時に稲本さんの声に
したがっていれば、もっと違う国になっていたように思います。
あの日から、私も遠い稲本さんの背中を追いかけてきたと思います。
ボロボロになった初版本が私の誇りでもあります。

その後、折りあるごとに稲本氏の本を手にしました。
今、みなさんに一番お勧めしたいのは
心に木を育てよう 緑の環境立国宣言

心に木を育てよう
環境保全がなぜ必要かということが、それぞれのジャンルについて見開き1ページで
コンパクトに説明されています。
そして、私たちに身近な文学書の一節を取り上げて文豪たちが
いかに自然を愛し、自然を尊敬していたかを教えてくれます。

そんな稲本氏をお迎えして、ハープ奏者の古佐小さんの演奏とともに
お話を聞かせていただく会ができることを心から嬉しく思います。

こちらをご覧のみなさま、是非ご参加くださいね。
お申し込みは受付しております。
270席しかありませんので、お早めにお申し込みくださいね!

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プロフィール

メリッサ

Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。
メリッサへのご連絡はmelissa.herb.82@gmail.com まで!



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