メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
相手を尊重する力  ~パラダイムの転換
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雨の月曜日
同じ方向へ行くから、と頼まれもしないのに、息子を大学へ送って時間があるので、マックで時間をつぶしていました。

広い店内、他にお客さんは居ないのに、よりによって年配の男性が、すぐ隣に。
満員の店内なら何とも思わないと思うのですが、これだけ誰もいなくて至近距離にいると 不快感max・・・・
そしてなぜか挙動不審・・・・
イライラしていましたが、ふと、「このオジサンも、何も考えずに座って、気まずい思いをしてるのかも」
と思うとちょっと気の毒に思えてきました。

これこそが、コヴィー博士の言うところの、パラダイムの転換なのですね(^_^;)
落ち着かないようだから、出て行ってあげよう、と思って支度をしていると
その方もそそくさと出て行かれました。

スティーブン・R・コヴィー博士は人がよりよく生きるための「7つの習慣」の著者です。
パラダイムの転換、のエピソードとしてこの本を紹介するときに、よくお話するものがあります。

地下鉄に乗り込んできた親子連れの話。
子どもたちが大騒ぎしているのに注意をしない父親に、周囲はイライラしています。イライラが頂点に達したときに、彼に注意すると、今、病院で妻の死に立ち会ってきた。何かする気力がわかない、というのです。
その瞬間、いらだっていた周囲は、母を亡くした子どもたち、妻を亡くして途方にくれている男性に、
心からの同情心を持つのです。
目の前に起こっている状況は同じなのに、見方を変えるとこんなにも違うということです。

「成功」という言葉が多く使われていますが、決して、競争に勝ち抜いて成功するのではなく
人間として豊かになることで希望を実現していく方法が書かれています。

7つの習慣をそれぞれ解説したものも出ていますが、私が最近取り出してよく見ているのが
「相手を尊重する力」です。

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人間関係・・・特に組織の中での信頼関係の築き方についていろいろ困った問題に悩まされる今日この頃です。
ただ、組織の中に「困った人」がいるからといって、その人を「変える」ためには、この本は役に立ちません。
人は自分自身の考え方やふるまい、思いのみコントロールできるのですから。

そして自分自身が変わっていくことで、相手も変わっていく・・・・かも知れません(^_^;)
どうでしょうね?

福岡正信氏生誕100周年
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本日、世界が尊敬する福岡正信先生生誕100周年イベントが愛媛県立美術館講堂で行われます。
私がこのイベントを知ったのは、主催者の矢島さんより、ベニシアさんにコンタクトしたい、
とのご相談をいただいてご紹介した折でしたので、昨年末1月30日のことでした。
午後既に予定が入っていたので、ご招待いただいたのですが、行かれません。
お時間のある方は、是非ご参加ください。

私が晩年の病床にある福岡先生のお宅に伺って、親しくお話しできたのは、
先生のご著書のドイツ語訳を依頼された、森実真弓さん(「楽園のつらい日々」訳者)の
打ち合わせに誘っていただき、ついて行ったからです。
お昼過ぎに伺って、玄関を出たときは外は暗くなっていました。
「もう時間が無い」と仰る言葉を、最初はご自身の余命かと思っていました。
ところがよくお話を伺ってみると、地球の緑や、環境汚染が危機的であるということで、
ご自身の命や生活など眼中にないということがわかりました。

福岡正信先生については、賛否両論いろいろな意見を耳にしていたのですが、
お会いして、「賛」の人の気持ちがよくわかりました。
そしていただいたご著書を読んで「非」の人たちの反論が的を得てないものもあることを知りましたなどと
言うのは自由ですが、公に向かって意見を言う人は、少なくとも対象者の著書を熟読すべきだと思います。
福岡先生は、ご自身の著書の中で3つの柱が人生観であると書かれています。

1宗教「神の革命」
2哲学「緑の哲学」
3実践「自然農法」

と書かれていますが、経済学者かと思うほど、資本主義経済について著書で詳しく述べられています。
手元にあるのはこの2冊ですが、他にも図書館で読んだものもあります。
私も全部読んでいるわけではないので、偉そうには言えません。
わら自然に還る

ただ、ご覧のように「自然に還る」がボロボロなのは、この分厚い哲学書を折に触れ取り出して見ているからです。
世界から招かれて多くの国を訪問し、農民と共に種を播いた福岡さんの国民性を見抜く洞察力もすごいです。
自然に還るの扉と奥付に書いてくださったサイン?です。
書きながら、こんなに汚すと、古本屋に売れんぞ、と言われながら・・・
これを羨ましい人もいらっしゃるでしょうし、なんだこりゃ?と思う人もいると思います。
私はこの「汚れた本」がとてもとても大事で自慢なのです。
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その後何度か一人で先生の病床を訪れ、長時間お話を伺いました。
自然農法を実践するわけでもない私を快く招き入れ、私には主に経済のお話をしてくださいました。
一番わかってなさそうなことを教えてやろうと思われるのでしょうか(^_^;)

あとから来る者のために
あとから来る者のために1

もう10年以上前に、ネットの中で知り合い、ずっとお付き合いが続いている
maruさんに久しぶりにお会いしました。

maruさんは大阪で数学の塾をなさっています。
私は現職の頃、塾とは学校の補助をするところ、と思っていました。
ところが、学校を離れ、我が子が望んで塾に行くようになり、また
maruさんと出会って思うのですが
塾は決して補助ではなく、学校でできないところを
一人一人に合わせてカバーするところなのだと知りました。
また大手と違って、個人の塾は、学習のみならず、学校で傷ついたり
遅れを取った子どもの心を癒し守る場所でもあるのだと知りました。

そんなmaruさんがご主人と急遽松山に来られるというので
郷土の詩人、坂村真民記念館をご紹介しました。
坂村真民さんは、「念ずれば花ひらく」や「二度とない人生だから」で有名ですが
私は「後からくる者のために」が好きです。
このポストカードをいつも手帳に挟んで見ています。小さなことでいいんだと思います。
後から来る者のために真民先生が田を耕すように私もハーブの種を播いて・・・

後から来る者とは、未来をつくる子どもたちであり、またその子どもたちを
育てる立場の者とも考えられます。

私の周囲には真民先生を好きでないと言う人もいます。
何を甘いことを言っているんだ、とかきれいごと過ぎる、とか。
確かにそういわれる気持ちもわかります。
ただ、少なくとも、これからの人を育てる立場にある人は
子どもたちと一緒に未来を夢見ていて欲しいと思います。

はるかはるか昔、2年生で受け持った生徒を退学にするかどうかで
職員会で1対全員になったことがあります。
多数決なら退学決定でしたが、校長先生が担任が面倒を見ると言っているのに
まわりがやめさせろとは言えない、と守ってくださいました。
きっと周囲は甘い私をせせら笑っていたことでしょう。
紆余曲折ありましたが、彼は今、行政の中で教育に関わり、立派に働いています。

見捨てることは簡単です。見捨てないことは自分のプライドを捨てなければいけない時もあります。
でも、見捨てないことがプライドでもあります。
私は甘い、夢見る夢子さんだと言われても、真民先生の詩に心ふるわせ
後からくる人のために、せっせと節電をし、森をみつめていたいと願っています。

**************
「あとからくる者のために」
         坂村 真民

あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し種を用意しておくのだ

あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ

あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ

あああとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みなそれぞれ
自分で出来る何かをしてゆくのだ
良いお客になろう! 
成美もにこど20121227

航空会社のチーフCAをしている夫の従姉が、珍しく国内線、それも松山へのフライトで
ステイがあるということで、一緒に食事をしました。

夜は営業していないもにこど2に無理をお願いして、美しい夜景と美味しい料理を楽しみながら
久しぶりの再会を楽しみました。
会社の倒産と再生を観た、なかなか面白い人生だわ、と笑顔で話す強さ・・・
私の日常とは全く違う話を沢山聴けて、とても楽しい時間でした。

彼女が言うには、嘗ては飛行機に乗るお客様はそれなりのプライドを持って乗ってこられていたけれど、
今は格安航空券で誰でも乗れるので、困った人も多いそうです。
いろいろ話を聞いているうちに「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」という本を思い出しました。
友達との待ち合わせでパラパラ眺めていて、面白そうだったので買って帰りました。
ファーストクラスに乗りたいともビジネスエリートにもなりたいと思うわけでもありませんが
(というのがいけないのだそうですが)
人として当たり前のことが書かれているのが、却って面白かったのです。
たとえば、ファーストクラスに乗る人で「ペンを持ってない人はいない」とか
「手帳も荷物もシンプルでコンパクト」とか「すぐにお礼を言う」とか。
至極当たり前のことがCAを感動させる、その理由は
「注文の多いエコノミーとビジネス、手間のかからないファーストクラス」
という言葉に集約されていると思います。
ファーストクラスに乗る人・・・つまり自分のことは自分で始末して、人に迷惑かけない人、
どんな相手にも敬意を払う人のことなのです。
自分もそうありたいと思いますが、何しろ「クラス」が「エコノミー」なもので・・・


ファーストクラスに乗る人

本当の絆のつくり方
星の王子様


今朝友達から長い反論メールを受け取りました。
出かける前でしたので、取り急ぎ返信しました。「やっぱり長く友達でいられたはずだ、と心から思っています。
反論もあるし、強く共感するところもあるし、それをまっすぐ伝え合うということは最近の人間関係では
なかなかできない。」と感謝の言葉だけを伝えて続きは後程、と出かけました。

当たり障りなく人と付き合う、また、意見が違えば黙って離れる、
そういう深まりの無い人間関係(関係ともいえない)が楽でいいのでしょう。
私も最近はそのどちらかが多く、また職業柄どんな人とも好き嫌いを意識せずに付き合う必要もあり、
それが習い性となって、相手の言葉や態度に鈍感にならざるを得ない毎日でした。

そこへガツンと古い友達からあなたの言うこともわかるけれど、私はこう思う、と言われたのです。
耳に痛いことを言われると不愉快に思って疎遠になる人もあるかも知れませんが、
そこは、長い付き合いでお互いに気心が知れていることに加え、私自身も少しは成長したので、
私ごときにこれほどの情熱のこもった言葉を書き送ってくれることを素直に喜びました。

今月の「100分de名著」はサン=テグジュペリの「星の王子さま」です。
まさに絆をつくることについての話題です
。昨日の第3回放送では、「飼いならす」というちょっと変わった言葉がテーマでした。
つまり人との絆を作ることについて述べられています。
友達というものは、出来上がったものがそこにあって出会うのではなく
互いが相手を受け入れて自分を変える勇気を持つこと。
時間をかけて共同作業によって関係を作っていくここそとが絆なのだと。
飼いならすとは、どちらかが相手を意のままにするのではなく、
お互いが、相手を受け入れ共に成長することなのだそうです。
言いたいこともぐっと飲み込んで当たり障りなく付き合うのは、
「友達」ではなく「知り合い」だと私は思います。
そう考えると、ある程度同じレベルの意識や知識が無いと、友達にはなりえないのかもしれません。
年齢も立場も違っても友達になれるのは、そういう意識が近いところにあるからだと思います。
知識というのは学力や学歴ではなく、物事を見る目、吸収しようとする心・・・そういうものだと思っています。

3m近いメール(冗談です)をくれた友人は私よりもずっと才媛ですし、読書傾向は正反対に近いのですが、
私も3m(こっちも冗談)の返信をすることで、さらに深まっていく・・・といいですね。


プロフィール

メリッサ

Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。



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