メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
不寛容
新井満氏の「自由訳イマジン」

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「あとがき」に代える十二の断章の中の一言に胸を衝かれ
今まで解けなかった大きな謎が解けたような清清しさを感じました。
「戦争の原因とは精神の不寛容」と新井氏は述べています。
不寛容・・・
この世に起こる、望ましくない出来事の全てが
この「不寛容」が原因ではないかと思いました。
親子の仲たがい、殺人、中傷、嫉妬、混乱・・・

ジョンレノンのイマジンを原作詞のコンセプトを厳守しながら
わかりやすい言葉で意訳した自由訳と
そこにちりばめられた、美しく存在感のある写真たち

見ているうちに涙が溢れてきました。
パンも水も無く飢えて死んでいく子どもたちの姿・・・
実際に見たことはなくても、飢えて死んでいく子が
この同じ世界に沢山いることを、何度も見聞きしています。
美味しいものをいただくたびに、疚しさの小さな涙が
心の中に流れます。そして彼らへの気持ちをきっと
何かの形で実行しようと心に誓い、手を合わせます。

しかし、私はたった二人の我が子にすら、その思いを
伝えられずにいるのです。
贅沢なものを望んだり、食べ残したりするたびに
世界には、飢えて死んでいく子が・・・・
と言いかけますが、ハイハイわかってますよ、と
またかと言わんばかりに眉を顰められていまいます。

この豊かな国に育ち、楽をしたり
遊ぶことばかりに熱心な子どもたちの耳には
もう届かないのか、と半ばあきらめかけていました。

子どもたちの成長を振り返ってみると
子どもたちが何かを吸収する時期というのは
必ずしも大人が与えたい時期とは一致していません。

今は無理でも、この本が我が家にあるというだけで
いつか、ふと子どもが手に取り、心を揺さぶられる日が
来るかもしれません。
そんな未来を信じて
そっと目に付くところに置いておこうと思っています。

毒舌
ここ20年ほどで、中高校生の雰囲気が随分変わったように思います。
現場で彼らに接していて感じたことは、ビートたけしの影響です。
人の痛みに塩を塗るような毒舌が、テレビの中だけではなく
日常的に若者の口に上るようになりました。
そして一番腹立たしいのは、一生懸命とか、真面目な姿を
冷ややかにバカにする、決して素直に人を認めない皮肉な態度。
それを「シュール」などと芸術的な言葉で誤魔化して
世の中を変えてしまったように思います。

たった一人が世の中を変えられるか、と言われそうですが
良い方向に変えることは、沢山の時間やエネルギーが必要ですが
悪くする、落ちることには、同じだけのものはいらないと思うのです。
よく、悪い習慣も身につくのだから良い習慣も身につく、と言う人がいますが
悪い習慣は楽で、良い習慣は努力がいるのです。

私は、子どもたちによく「何でも正直に言うもんじゃない」と
口癖のように言っていました。
それは、ウソをつけということではなく
人を傷つけることは、わざわざ言うな、ということです。

不愉快な言葉を聞きたい人はほとんど居ないと思いますが
人に対してもの言うときに、相手がどう感じるかを
我が身に置き換えて考えるべき、ということを
本当は社会生活の前段階、家庭で教えるべきだと思うのです。
言いたい放題言うのは、大人ではありません。

社会が円滑に健康に機能するには、人と人が
労わりあい、支えあうことが必要です。
未熟な社員を温かい気持ちで叱咤激励するか、
必要以上に不愉快な言葉をぶつけて潰してしまうか・・・
言葉の力はとても大きいと思います。
労働力の確保という点では、少子化対策と同じくらい、
大切なことだと思うのです。
この国に生きる
永井路子は史実を正確に分析し
理路整然とした文章で、大変わかりやすい作品を多く
上梓した素晴らしい作家だと思います。
彼女の作品の中でも、特に好きな作品一つが

「はじめは駄馬のごとく」 ~ナンバー2の人間学~です。
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歴史上に名を残した人物の陰で、その実力を如何なく発揮した
実在のナンバー2にスポットを当てた作品です。

私がこれを手に取った時期は、呆れ返るような
管理職に仕えた時です。
批判を繰り返す同僚の傍らで、出来ない人をいくら叱っても
仕方ない、と溜息ついていた時に書店で見つけました。

この城でしか生きられないとしたら、そして
バカ殿と家来の立場が逆転できないのなら
バカ殿をしっかりサポートして、よりよいものを築きたい
そう思いました。

今、安倍降ろしに熱心な政治の世界を見ていると
首相が1年も経たずに降板する国を、
世界がどう見るかを考えて欲しいと思います。
国家元首が亡くなっても生きているように対外的に
体裁を守ろうとする国が多いなか、
なぜ、小さな国内でお山の大将になるために
国益を見失うのか、と情けなく思います。

自分たちが選んだバカ殿なら、総力を上げて
サポートするべきではないでしょうか?
間違いがあれば正し、誤解があれば理解を求め・・・

一市民なので、本当のことはわかるはずもありませんが
私は安倍さんをバカ殿とは思っていません。

アンチエイジング
アンチエイジングは女性の永遠の願いですが
私はちょっとナナメに見ていました。
年齢をありのままに受け止め、自然が一番、と。
そんな私の目からウロコを落とした本です。

「NY式デトックス生活」
~お医者さんが教えるアンチエイジング~

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アンチエイジング イコール 無理をする
そんな風に偏見を持っていたのですが
アンチエイジングとは健康の結果なのだ、ということや
そのためのアイテムは化粧品や食品だけではない
心や、内側の健康なのだということがよく理解できて
実際にどんな生活をすればいいのかも
具体的に書かれています。

ただサプリメントについては私は少し違う考えを持っています。



プロフィール

メリッサ

Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。



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