メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
夢が叶う日
子供たちが小さい頃、少しでも発熱すると
小児科に幼稚園バスで送り届けていただき
親は、小児科に迎えに行くというシステムでした。

勤務中でも、今からバスで出ますと言われれば
病院に暫く預かってくれとも言えず、慌てて迎えに行きました。

中途半場で残して来た仕事や、同僚への気遣い、
子供の体調への心配が入り混じって、溜息をつきながら
子供を受け取って、病院の駐車場を出ると
窓から素敵なステンドグラスが見えるお店がありました。
いつか、子供たちが大きくなったら、のんびりとこんなお店を
覗いてみたいなあ、と熱を出すたびに思っていました。

「クリスマスフェアinそらともり」の協賛者を探しているとき
知り合いのコーディネーターの方から素敵な人がいると
紹介いただいたのが、タラ工房のMさんという方でした。

お電話とメールでやり取りをして、協力してたいだけることになり
打ち合わせで初めてお会いしました。
名刺をいただいて、住所を見ると・・・まさか・・・

あの、溜息をつきながら眺めた工房の主でした。
心に繰り返し願うことは、いつか必ず叶うといいますが
自分ではすっかり忘れていた、あの頃の夢がこんなところで
現実となって目の前に現れました。

来月9日から、私の主催するイベント会場に
Mさんのステンドグラスが並びます。
工房を覗きに行かなくても、そこに並ぶであろう
作品に思いをはせ、ああ、夢はどんなに時間がかかっても
必ず叶うんだ、とウルウルしながら車に乗りました。


人生への恋文
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石原慎太郎というと、政治家として「怒っている」姿しかご存じない方も
最近では多いのではないでしょうか?

彼の書く文章はとてもあの姿からは想像できないほど
情緒的で美しいのに、どうしてあんなお仕事なさってるんだろう?
と不思議に思うことがあります。
きっとペンで表現できない世界も求めているのでしょうね。

石原慎太郎×瀬戸内寂聴往復書簡集の中で
石原さんが、自分の「人生の光背」は海だと書かれていました。
部分的に取り出してもわかりにくいとは思いますが
「海を眺める人間の思いは千変万化で、その思いのすべてを
海は応えて満たしてくれる」と
弟の石原裕次郎さんが亡くなる前、ハワイで窓からずっと海を眺めて
穏やかに過ごされたそうです。

この書簡集は人生への恋文と題され
人生のあらゆることに、お二人が語り合う内容はとてもわくわくします。

私にとって「光背」と呼べるものがあるとしたら
父に連れられて歩いた、里山の紅葉や緑ではないかと
父が亡くなってからより強く感じています。
自分は子供たちに、そんなものを残せたのでしょうか?

習い事や塾には通わせましたが、自分が一番大事にしているものを
果たして伝えられたでしょうか?
そういう私も若い頃は、部活や遊びに明け暮れ
父の趣味からは遠いところに居ました。
この年になって、父が言っていたこと、していたことを
思い出して、懐かしみ、知らず知らずのうちに真似ています。
子供に伝えたことは、すぐには表れなくても
種さえ蒔いておけば、子供にその時期が来たときに
ひょっこり芽を出すのでしょうね。
木守柿
昨年から月1回でお茶の稽古に行っています。

若い頃に煎茶と抹茶の稽古をしていました。
煎茶の方を随分熱心にやっていたので、抹茶では
混乱することが多く・・・

最近、何かとガサツになってきたなあ・・・と思っていたところ
ハーブ教室の生徒さんが、自宅でお茶を楽しむ教室を
月1程度で始めるとうかがい、教えていただくことにしました。

お茶の楽しみは、ただ手順を覚えることではなく
茶花や掛け軸や、お菓子から季節を感じることです。

今日のお菓子は、「木守柿」(香川県三友堂)でした。
上品な小ぶりの求肥の中に柿の上品な餡が入っていてとても美味でした。

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私は秋の季語としての「コモリ」という読み方しか知りませんでした。

本来は「キマモリ、キモリ」と読む古来よりの風習だそうです。

調べてみると

柿の実を全て採らずに残しておくことだそうです。
てっぺんに一つ残した実に「来年もよく実りますように」といく
願いを託し、その実は子孫がまた育つのを見届けて落ちていくそうです。
自然と共存していた時代の和やかな風習でもあり
鳥たちへのおすそ分けという意味もあるようです。

銘菓「木守柿」を探しまわっているうちに
地元の銘菓「山里柿」を思い出しました。
値段もほぼ同じですが、どっちがいいかと言われると
「木守柿」に軍配が上がりそうです。
しかし、私は郷土の銘菓「山里柿」が大好きです!!!
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地元の年寄りと柿の木を眺めながら
木守について話しました。
「高いとこの柿は面倒やから取らん」そうです・・・


訃報
地方都市の大規模校に勤めていた頃・・・
一日の大半を共に過ごした同僚がいました。

独身同士、一人暮らし、夕飯も一緒に済ませることが多く
タイプや考え方は正反対な部分も多いけれど
男性が多い職場で、数少ない同性の気の合う同僚でした。

2,3年前から、年賀状が来なくなり
職業も立場も違ったので仕方ないな、と気楽に考えていました。

そんな彼女が2年前に肺がんで亡くなっていたことを知りました。
入院のために職場を去るときは、お別れの挨拶だったそうです。
普通は、入院で休職をする場合は、迷惑を掛けて申し訳ない、
そんな挨拶で、荷物もそのまま、講師の方に使っていただくことが多いけれど
彼女は全部片付けて持ち帰ったそうです。

思えば、数年前のこと、遊びに来たいと連絡をもらっていたのに
私の方が、環境が変わってなかなか会うことができませんでした。
年賀状が来ないのは、そんな私に愛想を尽かしたのかなあと思っていました。
私より4歳若かったはず・・・
真面目で、一本気・・・もっと気楽に手を抜けばいいのに、といつも思っていました。

さぞ、心細く、苦しく、辛かったことでしょう。
そんな彼女に一度も会わずに、何も知らなかったことが
辛くて辛くて、写真を取り出して眺めているうちに、東の空が白んできました。
目の奥がズキズキと痛み、こめかみが締め付けられるように痛みます。
指先も痺れたような不自由な感覚で、
もう若い頃のように徹夜に耐えられる身体ではなさそうです。

どうして・・・・
いまだに信じられません。
いまだに彼女はどこかの高校で、生徒が盗作して提出した
小林一茶の俳句に×をつけているに違いない・・・

おひるのたまご

久しぶりのスタジオ生出演。

一番気を使うのは、顔に大きな怪我をしないことや
目立つ吹き出物を作らない、風邪ひかない・・・など
終わるまで何となく気になります。

先週、「おひるのたまご」キャスターの西山香子さんが我が家にいらして
いろいろおしゃべりをして、ハーブの本を持って帰られました。
その時は、身近な20代のお嬢さんとそう変わらない印象でした。

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その後、メールで内容についてやり取りをしていると
短い時間にハーブについて全般的に把握してまとめてこられたので
驚きました。
ハーブについては全く知らない初心者と言われていましたが。

そんな西山さんからいくつかのご提案をいただき、はっとしました。
たとえばマロウにレモンを落とすと酸性になるので
青からピンクに色が変わるということも
長年ハーブに関わっていると、珍しいことでもなんでもなく
逆に、また、これか・・・そんなな気持ちになりますが
お昼のテレビを見ている大半の方は、私のように
年中ハーブに浸っている人ではないのだ、前回があって
その続きでもないのだ、と改めて気づかされました。

初めてハーブに触れる人がどんなことに興味があるか
何が知りたいか、そういうことにだんだん無頓着になっていたなと
反省させられました。

今年は、「目を覚まされる」ことの多い年だと感じています。



温熱療法
10月3日放送NHK教育「ここがききたい!名医にQ」は
関節炎・リウマチがテーマでした。
薬や治療法など、最前線のお話の中で
「温熱療法」が紹介されていました。

しかしこれは、我々ハーブ愛好家の世界では
古くから慣れ親しんだハンドバスなのです。

私も母親が関節リウマチに苦しんでいましたし
自分自身、血液検査でもリウマチ関係は上限に近い値を示していますので
いつも気にかけていました。

昨年あたりから、左手親指の付け根が腫れぼったく
だんだん痛みと共に動きにくくなってきて、いよいよか・・・と思いました。
そんな折、昔読んだ、モーリス・メッセゲの薬草療法を思い出し
ハーブを摘んではせっせとハンドバスをし、デトックス効果のある
ハーブティーを沢山飲んでいるうちに
悪化しか行く道は無いと思っていた関節炎が、今では
サポーター無しでいられるほど、回復し、変形も免れています。

この体質は、完全に抑え込むことは難しいと思いますので
調子も上がったり下がったりを繰り返すとは思います。
ただ、母のように、副作用に苦しまないようにしたいと思っています。

以前職場で先輩だった方が、自分の苦労は、将来子どもが受ける苦労を
代わってやっているのだから、喜んで受けるようにしていると
話してくれたことがあります。
今にして思えば、母の闘病も、そのまま今の私に、治療にどういう姿勢で向かうか、
また、体調の変化に注意して早めに対処することなど、多くの教訓を残してくれました。


DNA?
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娘が修学旅行先の北海道から帰ってきました。
写真を見て、驚きました。

娘は私が空のページを作っていることを知りませんし
自分が撮った写真を見せたこともありません。

それなのに、私が撮った写真とそっくりなのです。
写真は見ていなくても、いつも空を一緒に見ていたから
空に心が向くのでしょう。
父親は、あれ?空ばっかり、失敗したの?と言って
娘から呆れられていました。
空がきれいだったから空を沢山にしたの!と。

子どもの姿は、良いものも悪いものも、みんな親の私から伝わったものなのだと
つくづく思いました。
子どもを変えようと思えば、変えたいように自分が変わるしかないという
先人たちが言い尽くしてきた言葉を、娘の写真を見ながら、しみじみ噛み締めました。

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プロフィール

メリッサ

Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。
メリッサへのご連絡はmelissa.herb.82@gmail.com まで!



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