メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
有終の美
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高校3年間、部活に明け暮れた娘が、大学に合格したら
部活動に戻り、3月31日のコンサートに出たい、と言い出したときは
それが受験勉強の励みになれば、と快諾しました。

現実になってみると、大学の入学式は8日ですが、
1日にオリエンテーション、2日にTOEICテストと
3月31日のコンサートに参加すると、かなりなハードスケジュールになります。
大学所在地までは、自宅が高速インターチェンジ至近にあるので
2時間半あれば、連れていくことはできますが
当日では、通行止めなどで行けない可能性もあるので
コンサート終了後、夜中に連れていくことにしました。

新しい生活の準備をおろそかにして、練習に励む娘に「後ろ向きだ」と
苦情を言うこともありましたが
今日、晴れ晴れとした顔で舞台に立つ姿を見て
我が娘ながら褒めてやりたいと思いました。

一緒に部活をした同級生もたくさん聴きにきてくれていました。
ちょっぴり、うらやましそうにも見えました。
コンサートなど初めて行く、という熱心にテニスの指導をしている
学級担任の先生もお越しくださっていました。
私の友人も多数、お顔が見えました。
祖父母も涙ぐんで聴き入っていました。
夫も子供たちが小学生から金管バンド、吹奏楽をしていましたが
会場に演奏を聴きにきたのは、今年度の夏の演奏会が初めてでした。

松山を去る最後の日に、お世話になった多くの人に
ステージから深々と礼をして一日を終えました。

娘を陰に日向に支えてくださったみなさま、本当にありがとうございました。




WONDERFUL WORLD!祈りと希望の花プロジェクト!
悠汀さんから時々、メルマガを転送してもらっています。
その中に、以下のような記事がありました。

『凄いぞ!ひまわり!』

チェルノブイリ原発から1kmの場所にある放射性に汚染された小さな池で、
20種類の植物を栽培、ヒマワリがセシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積する
ことをつきとめた。

危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去する事に成功
したのだ。

凄いね~。


そこで、東北にひまわりの種を集結して、一面にひまわりを植えようという
WONDERFUL WORLD!祈りと希望の花プロジェクト!
を「てんつくまん」さんが提唱していらっしゃいます。

伊方原発からほど近い大洲の肱川河原に一面のひまわり畑がありますが
これも、そういうことをご存知なのか、またご存知ないけれど
「わかっている」人が植えられたのか、セシウムとストロンチウムを吸収してくれるのですね。

ひまわりに限らず、植物は人間にとって迷惑なものを吸収してくれます。
みなさんも、この春は、周りに沢山の植物を植えてくださいね。

庭は地球の1ピースです!


時計  ~天声人語より
大学時代、新聞をとる金銭的余裕の無い私のために
父が、天声人語を切り抜いて、帰省のたびに渡してくれました。

当時の天声人語はどれも「名文」で、普段私が読むような書籍とは
違う情報や知性がありました。

大人になって、朝日新聞を購読していても、時々しか読みませんが
つい涙を誘うような感動をいただける名文に出会うことがよくあります。

今日は、
最初の揺れから津波が猛るまで午後3時の「おやつの時間」を挟んで
被災者の腕や潰れた家屋の下で止まった時計への思いが
過去の川柳作家の作品を軸に述べられていました。
特に小学生や小さな子供さんを失った親御さんへの思いでした。

川柳作家麻生路郎の小学生で亡くなった長男の一周忌に捧げた

湯ざめするまで お前と話そ 夢に来よ

昨日は、アンコントロール娘に怒りの鉄槌でしたが
子供は、元気でいるだけで十分・・・
あの世から贈られた父からのメッセージだったのかも知れません。



アンコントロール 
といっても、原発ではありません。

我が家の娘です。

入学式は8日ですが、1日にオリエンテーション、2日にはTOEICテストが
予定されており、お知らせの文書には350点未満の人は
1年次の英語が履修できませんので、入学まで油断なく
学習を続けるように、と脅し文句が並んでいます。

TOEIC未経験のくせに1000点満点の350くらいは取れるだろうと
暢気に構え、31日のコンサートのための練習に終日参加
(これは、私も同意し、応援しているのですが)
その後、連日夜遅くまで後輩や友達と遊び歩いています。

本人によると、「人生で今しか遊ぶ時はない」そうなのですが
果たしてそうでしょうか?
どんな人生も一日の全部を遊んでいていい人など、幼児以外にいるのでしょうか?
私だって楽しみのために本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を見たりしていますが
一日の全部の時間ではありません。

少なくとも、大学に提出する書類や、用意してこいといわれている準備に
時間を使って欲しいと思うのです。
残り少ない一緒に暮らす時間をガミガミと叱る毎日が情けなくなります。

東北のみなさんのご苦労を見て、
今しか遊ぶ時はない、などとどの口が言えるのでしょうか?

この春、大学生になるお子さんをお持ちのみなさん
どこのご家庭でも同じでしょうか?
私だけが頭が固いのでしょうか?


国境なき医師団
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教室にお越しくださっているIさんと、寄付について話していたときに
私はユニセフとメイクアウイッシュジャパンに定期的に寄付をしているのだけど
職員の給料や運営費用にほとんどが費やされ、一番あげたい人に届いてないような
気がする、とお話したところ、Iさんに国境なき医師団を勧めてもらいました。
一番ダイレクトに誰かの役に立ちますよ、と。
Iさんは薬剤師さん、ご主人は地元の医療大学の学長さんです。
この道のことはよくご存知だと思うので、なるほど、と活動に注目していました。

ある番組で、いち早く被災地に駆けつけて活動した
国境なき医師団日本代表の女性が、視聴者からの、
西日本の節約が、被災地のためになるのか?という質問に、

直接電気を送ったり、ガソリンを持っていくことはできないけれど
少し我慢をして、苦しみを共有することが大切と答えておられました。

電気を消したコンビニを見て、格好だけ、無駄という若い人もいますが
華美な電飾が減り、品のいい街に近づいたような気がします。
明るすぎた・・・そう思います。

いまはどこもかしこもで寄付を募っていて、困っておられる方
一度、国境なき医師団のHPをご覧ください。
応援ソング
先日聴いた「すべての山に登れ」を娘に聴かせるチャンスを得ました。
引越しに向かう車中で、自分の学生時代の思い出や、
今またこの歌に出会った感動を話して聞かせました。

いいね、この歌知ってるよ、と言いながら聴いていた娘に
ふと、ねえ、元気が出る歌って何?と訊いてみました。

この歌のエピソードを聞かせることが、結果的には押し付けになっているかもしれないと
思ったからです。

娘は急に活き活きと、勉強しているときはね・・・「翡翠」「セントラルバラード」
ベストソングは「セントラルバラード」やね。と嬉しそうに教えてくれました。

すべての山に登れを、ipodに入れてあげようか?と提案しようと思っていたのですが
ああ、そうか、娘には、顧問の先生から贈られたオリジナルのこの曲があったな、と
気付きました。

人それぞれに、自分を励ましてくれる曲があるはずですね。
これがいいよ、と言われても、自分の心が見つける歌は、人それぞれ。

あなたの応援ソングは何ですか?


予防接種
娘を麻疹風疹の予防接種に連れていきました。
自宅のすぐ近くなのですが、保護者が付き添わない場合は
同意書が必要と言われ、付き添うのが常識なんだと知りました。

娘は物心ついてからは、予防接種をしたことがありません。
大丈夫かな~と不安そうなので、まあ、問題あるとしたら、針が痛いか
最悪、風疹になるくらいじゃない?死にはしないわよ、と笑い飛ばしました。

受けなくてもいい、自然免疫が一番いい、と言っていたのに
入学する大学の保険調査票に、麻疹風疹の接種についての質問があり
わざわざ「していない」を選ぶ必要もないかな、と思ったからです。

母子手帳を見た先生が、三種混合ではなく、麻疹の単独摂取をしたんですね。
と、さらり、と確認されました。
当時は、三種混合が当たり前に実施されていました。
私は、自分なりに身の回りの情報から麻疹だけで良いと判断し、麻疹単独摂取をしました。
翌年、三種混合が廃止されましたが、娘たちと、翌年の子供、どこが違うのでしょうね?

今日も、病院には、子宮頸がんの予防接種に高校1年生が3人も来ていました。
高校1年生と2年生は、どこが違うのでしょうね。
製薬会社から買上げる予算が1学年分、くらいなのでしょうね。
これから毎年高校1年生に実施すれば満遍なく接種できますが
2年生以上の子たちは?
完全には予防できません、ってどの口で言えるのでしょうね。


人も自然もそんなにヤワじゃない!
学生時代を原爆投下の街ヒロシマで過ごしました。

アメリカの「試算」ではヒロシマには70年間草も木も生えないはずでした。
翌年、夾竹桃が咲いたそうです。母校のシンボルは
復興・再生をイメージした不死鳥(フェニックス)をイメージし
てヤシ科の植物フェニックスの葉をモチーフとしたものです。

ヒロシマの人々はどこにも行けず、その地で暮らし、
生き延びてきました。

先日の講演会では、爆心地近くで被爆された高齢者が
90歳近くまでご健康で、今もお元気に活動されていることを知りました。

私たちの親も、ヒロシマの対岸の町で、汚染された水を知らずに飲み
汚染された作物を食べて、私たちを生み、育てたことでしょう。

人も自然も、データや計算どおりにはいきません。
生きる希望や夢は、計算式では計り知れない力を持っているはずです。

放射線被曝とティートリー
ヨーロッパでは、X線検査を受けるときに、予防にティートリーオイルを塗る
そんな話を、ある書物で見て、生徒さんたちに紹介していた時期があります。
それによると、X線照射に対して、体を保護する一定の力を示すと言われているティートリーオイルを
X線照射前に体に塗布すると、X線の非常に深い浸透から体を守ってくれ、痕跡を小さく
することが出来るのだそうです。

植物の精油がX線のバリアになるはずはありませんし、
バリアになれば、検査ができません。
ここからは私の私見ですが、X線によってダメージを受けた細胞
(1回の照射によって200個くらいの細胞が変性するといわれています)
の回復をティートリーの免疫賦活作用が助けるのではないかと思います。
健康な人なら一晩の熟睡で修復するのだそうですが。

最近このことを資料にしないのは、X線検査に対して、悪い印象を私が
みなさんに植え付けることになってはいけないと思って、ここ数年控えていました。
2009年以前に私の単発講座を受けた方は
「最新版ティートリーさえあれば完全アロマ」という資料に書いていますので
ご覧ください。

ところが、ここ数日、ほとんど無害と言われてきた
X線やCTが比較の対象になっていますね。
被曝は、CTよりはまし、とか・・・絶句しているのは、私だけでしょうか?

日本人は2人に1人がガンになると言われていますが
学校や職場の集団健康診断で律儀にX線を浴びつづけているのも一因なのではないかと
秘かに思っています。
ピンピンしていた人が、ガンを発見され、病院で治療を始めたとたん
悪化していくのを多くの人が見ていると思います。
ちょうどそういう時期だったんだ、ということで納得されているようですが
ガンで弱った身体に、検査と称して放射線を浴びせかける医療・・・
私もその時がきたら、痛みを抑えて、思い残すことなく
やりたいことをして、食べたいものを食べて、
後で恥ずかしくないよう、お片づけして・・・と思っています。今は・・・

主人の祖母は、20年前に胆のうがんがみつかり、
もう子供もみんな独立して、自分は用なしだから、積極的に治さなくてもいい
と治療をしませんでしたが、一昨年、歯磨き中に転倒し、
それが原因で、92歳の大往生でした。
ガンの手術してたら、私が知っている、あの可愛いおばあちゃん時代の20年は
無かったかも知れません。

すべて個人差がありますから、誰にでも共通することは無いと思います。
一人ひとりが自分の生き方、死に方を考えて、誰のものでもない
自分の人生を決めていくのがいいと思います。
仲良きことは美しき哉 ~poko a poco ご夫妻演奏会
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偉そうなタイトルをつけたわりには、お二人のツーショットがこれしかありません・・・
髭のマスターの尺八、奥様の琴と琵琶
趣味の演奏会、程度の気楽な気持ちで伺ったのですが、
すっかり魅了されて・・・

最初にお二人の尺八と琴の演奏
続いて奥様の琵琶の演奏 琵琶についても詳しくご説明いただき
昔音楽の時間に琵琶という楽器を教わったことがあったと思いますが
現物を見せていただきながら、どんな木でできているか
奏法など、詳しくレクチャーしていただきました。

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ゲストの竹内さんの篠笛も、いろいろな篠笛について見せていただき
教えていただいて、とても興味深かったです。
竹内直子さん・・・・
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3年位前、ひょんなことから、我が家に篠笛がやってきて
せっかくだから練習してみようと思ってお稽古用の篠笛を
杉原楽器さんに買いに行ったときに、ご紹介いただいた先生です。

ただ・・・牛渕公民館でお稽古しているけれど、牛渕公民館には電話がなく
毎週はやっていなくて、先生のお電話番号は教えられない・・・
と言われ、いつか近くを通ったら覗いてみたい、と思いつつ
この名刺をずっと持っていました。
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その竹内直子さんにここでお会いできるとは!!

負けじとマスターも尺八のご紹介をしてくださいました。
尺八の語源は1尺八寸が一番オーソドックスだからだそうですが
二尺や一尺六寸も見せていただきました。
調によって持ち替えて演奏するのだそうです。

いつも、コーヒーをサーブするマスターはシャイで
「ぎこちない」動きですが、今日はとってもかっこよかったですよ~

奥様がご挨拶で、心臓がどきどきして・・・
でもここで一緒に死んだら本望・・・

す、素晴らしい!!このお年でそんなことを言えるご夫婦って
とっても少ないでしょうね。演奏も素晴らしかったですが
キッチンでコーヒーを入れる息子さん、ビデオ撮影のために
東京から駆けつけた娘さん。
音楽でつながる素敵なご家族の姿が一番のご馳走でした。

マスターの本日限定のバナナタルトとても美味しかったです。
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金平糖の味  ~諦める
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白洲正子さんご存知ない方に、彼女の魅力をわかりやすく
知っていただける著書というと、読みやすく、彼女らしい
「金平糖の味」を紹介しています。
短いエッセイ集ですが、唸るほど納得する洞察がそこにあります。

冒頭に「諦める」ということについて書かれています。
「諦める」という言葉は本来ものを放棄するという消極的な意味ではなく
「明らかに見る」ということをいうのだと書かれています。
奇しくも、ヒロシマの廃墟から立ち上がった人々を讃える言葉に続いています。

大災害に遭遇して、我々は、諦めなくてはならないこと、なくても良いこと
などをしっかりと見きわめるようになってきました。
電気を使いたいけど使えない、ではなく、使わなくても良いことを知る、
そういう良い機会になったのではありませんか?

石原都知事の「天罰」発言がそれほど大きく問題視されないのは
皆、そのように思っているからではないでしょうか?
東北地方の方々は、愚かな私たちのために
犠牲を引き受けてくださった、救世主なのでしょう。
日本の中でこれを引き受けられる地域は東北しかなかったように思います。

私たちは、神にひれ伏すように、東北のみなさんの復興のため
出来る限りの援助や応援をしていく義務があると思いませんか?

また、この本は生きておられる時には、親しく接することが
少なかった父親について書かれています。
お父様のことを記した本書のタイトル「金平糖の味」には

生前そうしてくれたように「おやじ」は陰ながら私を見つめてくれる。
私はいつもその目を感じている。
死はわたしたち親子をへたてたが、いっそう近づけたともいえるのだ。


この言葉は私も日々実感しています。
研究論文
大学時代の後輩が、近況報告がてら、最近の研究概要を送ってくれました。
最近、研究論文の要約をいただくことが時々ありますが、ほとんど英文です。
今時英文くらいは読めなくてはいけないのでしょうが
専門用語が含まれた英文は、構文こそシンプルでも、素人には難しすぎます。

読んで欲しいと思うのなら、相手が読める、わかる形で届けて欲しいよなぁと
常々思っていました。

後輩(といっても水泳部の後輩なので、頭脳が後輩という意味ではありませんが)から
送られてきたものは、日本語の、それもとてもわかりやすい日本語で
さらに、それに関する新聞記事が添付され、感激しました。
すぐに隅々まで読み、ほお・・と思いました。

酵母を使ったガンの研究です。
ご興味のある方は是非ご覧ください。

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使用エネルギーの分散
我が家は屋根の南側と東側にソーラーパネルを載せていますので
発電量がそこそこ多いにもかかわらず
オール電化にしていません。

偏屈と思われていもいやなので、親しい友人がプロパンガス屋だから、と
説明しています。
これはウソではなく、姉妹のように仲良くさせてもらっているMさんのご実家は
プロパンガス屋さんで、今もお世話になっています。

電磁波が怖い?と思っている方がいらっしゃるかも知れませんね。
電磁波、嫌いです。
でも、電磁調理器は持っていますし、電子レンジも使っています。

正直なところは、エネルギーを電力だけに集中したくないという思いが
捨て難くありました。
すべてを電力に頼って、原発やめよう、とは言えないと思っていました。
原発はもう、やめられないところまで来ているのは否めません。
ただ、増やさない努力をしていこうではありませんか。

「お上」が勧めることを、すべて鵜呑みにせず、本当にそうかなあ、と思うことが
大切だと思います。
我が家のキッチンには、ビルトインタイプの食器洗浄機がありますが
動かすのは、たまに庫内を洗うために、食器を洗う程度です。
(洗ってない食器の隠し場所としても重宝していますが・・・)
水の節約のために、松山市では、食器洗浄機の設置に補助金を出し
手洗いよりも経済的であるというインフォメーションをしていました。
人力以上に経済的なものはありませんし、洗い方や洗剤に気をつければ
手洗いの方が水を使わないと思います。





甦る武士道 ~震災という灰の中から
武士道


まだ世間で今のように注目されていないころ、元同僚のK先生から
日本人が書いた英文を、翻訳したものとして、ご紹介いただき
まずは、文庫本を購入して読んでみました。


冒頭にこのように書かれています。

武士道は、日本の象徴である、桜花にまさるとも劣らない
日本の土壌に固有の華である。
わが国の歴史の本棚の中におさめられている古めかしい美徳につらなる
ひからびた標本のひとつではない。
それは今なお、私たちの心の中にあって、力と美を兼ね備えた生きた対象である。
それは、手に触れる姿や形はもたないが、道徳的雰囲気の薫りを放ち、
今も私たちをひきつけてやまない存在であることを十分に気付かせてくれる。
 武士道をはぐくみ、育てた、社会的条件が消え失せて久しい。
かつては存在し、現在の瞬間には消失してしまっている、はるか彼方の星のように
武士道はなおわれわれの頭上に光を注ぎつづけている。
封建制度の所産である武士道の光は、その母である封建制度よりも永く生きのびて
人倫の道のありようを照らし続けている。

そして、「平静さに裏打ちされた勇気」の項では
勇気の精神的側面は落ち着きである。
つまり、勇気は心の穏やかな平静さによってあらわされる。
平静さとは、静止の状態における勇気である。
果敢な行為が勇気の動的表現であることに対して、これはその静的表現である。
まことに勇気のある人は、常に落ち着いていて、けっして驚かされたりせず
何事によっても心の平静さをかき乱されることはない。
かれらは戦場の昂揚の中でも冷静である。
壊滅的な事態のさなかでも心の平静さを保っている。

新渡戸がいう「現在」とは、執筆を始めた明治30年の頃です。
そして今、この現代にも、武士道は日本人の頭上で人倫を照らし続けているのだということを
東北の方々の姿を拝見して強く感じました。

新渡戸は、悲しくも、消え去る運命にある、と嘆きながらも
不死鳥はみずからの灰の中より甦る」として
封建日本の道徳体系は、その城郭や武具と同様に、崩壊して土に帰した。
しかし、新しい道徳が不死鳥のように立ち上がり、
進歩の道へと新しい日本を導いてくれるだろうと言われてきた。
中略
しかし、私たちは、不死鳥はみずからの灰の中からのみ再生すること、
けっしてどこかから渡ってくる鳥ではないこと、
そしてまた、他の鳥から借りた翼で飛び立つものでないことを忘れてはならない。

新渡戸はこう締めくくっています。
武士道は一つの独立した道徳の掟としては消滅するかも知れない。
しかしその力はこの地上から消え去ることはない。
中略
あの象徴たる桜の花のように、四方の風に吹かれたあと、
人生を豊かにする芳香を運んで人間を祝福しつづけることだろう。
何世代か後に、武士道の習慣が葬り去られ、その名が忘れ去られるときが来るとしても
「路辺に立ちて眺めやれば」その薫りは遠く離れた、見えない丘から漂ってくることだろう。

家も家族も失ってもなお、平静を保つ東北の方々。

国を護るために志願して、原発の保安に向かう
電力会社社員の方々。

危険を承知で、原発に近づく自衛隊や機動隊の方々。

孫を背負って高台を目指し、孫を上に居る人に託して力尽き
流されていった祖母は、まさに武士道が求めた理想の女性像。


「武士道」は、学校に宗教教育のない日本で、どのように道徳教育をするのか?
という質問に応えるために書かれたと言われています。
外国人向けに英文で書いているので、原文を(読めやしないのですけど)
是非みてみたい、と思い対訳本をいろいろ見た中で
一番、読みやすく、気に入ったので、この本を買い求め、折に触れて眺めています。

このことを、子供たちに伝えたことはありませんが
子供たちの上には、どこかの丘の上から薫ってくる武士道の心が降り注ぎ、
いざというときには、東北の方々のように、見事な姿を
見せてくれるものと信じています。
チェーンメールの墓場
大震災の2日後に、複数の方から、少し文面は違いますが
節電を呼びかけるメールが届きました。
「最後のところに、このメールをなるべくたくさんの人に転送してください」
と書かれているので、チェーンメールを受け取ったことのある
若い世代の人なら、すぐにチェーンメールだと気づいたと思いますが
転送元は、普段あまりメールをしない年齢層の方々からでした。

東北の人のために節電、という善意めいた内容だったので
お役に立てれば、と思われたのでしょうね。
しかし、テレビ、ラジオでは不要不急のメール送受信は控えるように
再三の呼びかけをしていましたし、必要なら、マスコミや地域の連絡網で
周知されるはずです。

私が一番ひっかかったのは、「関西電力に勤める人」が
電気を「備蓄」できると思うはずがありません。
私のような、ただ屋根に太陽光発電を載せているだけの者でも
自分の家で発電した電気は貯めることはできないことを知っています。

私は誰にも転送せず、メールを下さった方に
簡単な時候の挨拶的なメールを返信しました。
チェーンメールとお知らせしようかと思いましたが
その段階では、本当に善意かも知れないと思えるような
素敵な内容だったからです。

チェーンメールの中には、不幸の手紙のように
誰かに転送しないと、よくないことが起こる、と不安をそそるような
ものがあり、そんなはずはない、と思っても、気になることがあります。
そういう人は、転送を引き受けてくれるところがありますので
そちらに転送されることをお勧めします。

ここです
↓↓↓

http://www.dekyo.or.jp/soudan/chain/tensou.html


地域を越えて支えあう ~頑張るのは西日本!
東北のみなさんの様子を拝見すると
自分たちの無事や健康が後ろめたくさえ思え
贅沢しないように過ごさなくては、と思っていました。
ブログなども書いている場合ではない、と思っていましたが、

今、NHKのニュースで
東北、関東は電力不足で経済活動が落ち込むけれど
西日本は、一緒に沈むのではなく、元気に活動して
地域を越えて支えあうという姿勢を持って欲しい、と呼びかけていました。
どんどん消費、生産して欲しいと。

イギリスの新聞は
頑張れ日本、と日本語で応援メッセージを掲載してくれました。
求心力の無い日本を世界が虎視眈々と狙っているような気配もありましたが
今は、世界中が励まし、応援してくれていますね。
応援してもらうだけではなく、私たちも頑張りましょう!

状況が落ち着いたら、親御さんを亡くした東北の子供たちの
里親になるぞ、くらいの勢いで、日々を過ごしていきましょう。
被災されたみなさまへ
被災されたみなさまが、ここをご覧になることは
無いと思いますが、心より、お見舞い申し上げます。

大事な友人、教え子たち、元気で再会しましょうね。

私も、この場所から
一日も早い復興を祈りながら、節電に励んでいます。




原発の安全性を高めるには
使わないことが一番です。

そのためには、電気の使用量を減らすしかありません。
使用量を減らすには、「我慢」が必要です。
個人レベルでは
少々の暑さ寒さは衣類の着脱でコントロールしたり
遊興施設の利用を控えたり
キンキンに冷えた飲み物を求めず、自動販売機を廃止したり
自然エネルギーの利用を促進したり・・・・

そんな悠長なことは言っていられない、と仰る方も多いと思いますが
科学技術を研究し、施設を整備するより、
よほど、即効力があると思うのです。

私はプリウスに乗っていますが、よく周囲の人から
次は電気自動車?などとからかわれていました。
電気自動車には乗りません。
大事なことは必要のない自動車の使用を減らすことです。
私がしていることは、アリの1歩にも満たないことですが
ゼロよりまし、何百人もが「我慢」をすることで
アリの1歩を進めることできると思うのです。

そんな悠長な?いえ、それが一番早いと私は思います。

みんながやらないのに、自分だけ損?
いえ、やらない人が多いから、自分だけでも我慢して
消費量を減らしましょう。
内訳に関係なく、「総量」が自分にふりかかってくるのですから
愚かな人たちとの「総量」を相殺するためにも
心ある人は省電力の暮らしをしましょう。
決して損ではありません。電気製品からの被曝がさけられ
暑さ寒さに対応できる身体を獲得し、電気代もいらないのですから。

すべての山に登れ ~明治大学マンドリンクラブ定期演奏会
東北・関東および太平洋沿岸で大きな地震や津波の被害がありました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

明治大学マンドリンクラブ定期演奏会にお誘いいただきました。
被害状況を見て、音楽を楽しんでいいのか少し迷いましたが
家にいても、テレビを見ているだけで
救助に行くわけでもないので、予定どおり演奏会に向かいました。

道すがら、娘を手放すことについて、不安でたまらなくなりました。

演奏会はとてもすばらしかったです。
演奏はもちろんですが、いまどきの学生さんとは思えない
茶髪が一人もいなくて、とても上品な立ち居振る舞いが、見た目に清清しかったです。
演奏会は、「音」だけではなく「視覚」から受ける印象も
とても大事だと感じました。

ゲストはペギー葉山さんでした。
生で歌声を聴いたのは初めてですが、御歳76,7歳のはずですが
若い頃と少しもかわらない艶やかで豊かな声、背筋をすっと伸ばした姿
そして何より、はっきりとした言葉で沢山の情報をコンパクトに
リズミカルに紹介するトークにも感激しました。
ペギーさんのコーナーの最後は、「すべての山に登れ」でした。

数十年前、親元を離れて一人暮らしを始めるときに
父と二人で見た映画「サウンドオブミュージック」のサントラレコードを持っていきました。
寂しくなると、その中の「すべての山に登れ」を聴いて自分を励ましていました。

修道院に逃げ帰ったマリアに修道院長が励ますように歌った歌。
そして、自由を求めて家族で山を越えていくトラップ一家を見守るように
修道女たちが歌う、「すべての山に登れ」
ずっと英語で聴いていましたが、今日は初めて日本語で聴きました。

親の心配をよそに、希望に燃えて親元を離れた私が
今は、不安いっぱいに娘の後姿を見送る立場になりました。
はるか数十年前の私も、今の私も、立場は違っても
この歌が、励ましてくれるなんて、歌の力、めぐりあわせの不思議を感じました。

「すべての山に登れ」

あの山を 目指して 道をつくり 恐れずに
あの山を 目指して 虹に向かい 進み行け
夢こそが 生きるすべて 愛を胸に 進みなさい

あの山を 目指して 道をつくり 恐れずに
夢こそが 生きるすべて 愛を胸に 進みなさい
あの山を 目指して 虹に向かい 進み行け


ペギー葉山さんのミュージカルCDを買って帰りました。
大好きな曲ばかり・・・

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【収録内容】
1.1.サウンド・オブ・ミュージック
1.2.すべての山に登れ
1.3.バリ・ハイ
1.4.この素晴らしき世界
1.5.スターダスト
1.6.ラヴ・レター
1.7.アズ・タイム・ゴーズ・バイ
1.8.ビギン・ザ・ビギン
1.9.マイ・ファニー・ヴァレンタイン
1.10.虹の彼方
1.11.ケ・セラ・セラ
1.12.星に願いを
1.13.慕情
1.14.ある愛の詩
1.15.我が心に歌えば

鶴峯先生語録1 ~そんなつもりでは・・・・
おい、お前、上がってこい!
鶴峯先生の大声にあわててプールから飛び上がり、先生の前に立ちました。

日本のトップ指導者、鶴峯先生から初めて声をかけられた瞬間でした。
鶴峯先生が体調を崩され、思うように言葉でのご指導ができなくなられたようですので
高校時代と大学時代に僅かな接触しかありませんが
お会いするたびに、震えるほど心から感動した先生のご指導を
記録に残したいと思い、思い出すままに、ここにも書いておきたいと思います。


なぜ、休んでいる?
帽子が脱げかかったので、直していました。
休んでいるように見えた。
いえ、直していただけです。
休んでいるように見えたら、休んでいるんだ!

そうか!確かに休んでいた!
自分自身をもごまかしていましたが、確かにヘトヘトで
帽子を直しているつもりで、休んでいたのでした。

オリンピック代表選手や日本記録保持者との合同練習は、
田舎でブラブラ泳いでいる高校生にはハード過ぎて
試合前日の「調整」が、普段のマックスの練習量・・・・

確かに、休んでいました。
目から鱗というか、本当にその通りだ!と、その場で感服しました。
おそらく先生の目にも、そのことが、見てとれたのでしょうか、
急にやさしい顔で、もう少し頑張れ、と励ましていただきました。

そんなつもりではなかった・・・
怒らせるつもりではなかった、悲しませるつもりではなかった・・
でも相手が怒ったら、怒らせたのだし、悲しんだら、悲しませたのだ・・・
あの日以来、そう思うようになりました。
相変わらず人を怒らせたり、悲しませたりすることもありますが
そのことを素直に認め、反省するようになりました。

自分がどうか、ではなく、相手が感じた通りのことをしているんだと。
おかげさまで、何でも人のせいにする人間にはならなかったと・・自分では思っています・・・
母は枯葉剤を浴びた
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私はこの本を読んだときの衝撃を、すっかり忘れていました。

しかし、忘れていたと思っていただけで、化学物質への警戒心は
あの日から、消えることなく私の中にあり、
そうか、あの本が原点だったんだ、と思い出させてくれる番組がありました。

ETV特集選▽枯葉剤の傷痕を見つめて~アメリカ・ベトナム 次世代からの問いかけ

ベトナム帰還兵を父に持つアメリカ女性が、自分と同じく
枯葉剤の影響で奇形を持って生まれてきた人を訪ねてベトナムを旅する番組です。
枯葉剤による奇形として、私たちはドクちゃんベトちゃんを連想しますが
実際には、目を背けたくなるような、重い皮膚障害や
眼球の無い人、重度の奇形を持つ人たち・・・

重度の皮膚障害を持った姉と、同じような皮膚障害の上に
視力の無い弟を育てる母親が、子どもの世話で働くこともできず
何のための人生なのか・・・と涙を流す姿が目に焼きつきました。

私が今まで「辛い」と思ってきたことなど
本当に取るに足りない悩みだったことに気づきました。

枯葉剤のダイオキシン・・・
タケダという御用学者が、ごみを燃やして発生するダイオキシンなど
微量だから、問題ない、と言っていますが・・・・
生徒さんから勧められて見た「ほんまでっかTV」
すべての分野に専門家ぶっていましたねぇ




戦国ニッポン ~素朴な疑問
政治のことは、何もわかりませんが・・・・

素人の素朴な疑問として
諸外国に対しての信頼を得、国益を優先させることと
政権与党の小さなあら捜しをして、引きずりおろすことと、どちらが大事か
わからない人たちは、「政治的センス」がないと思うのですが
小さなお山の大将になるには、こっちの方が「政治的センス」があると
いうことでしょうか?

大事な予算関連法案を審議するときに、ゴシップの話題ばかり
熱心に質問している政治家って、国民の血税を無駄に使っていませんか?
そちらの方に辞めて欲しいと思うのは、私だけなんでしょうか?


ゴム手袋の落とし穴
以前、手荒れのところでご紹介したゴム手袋ですが
いつもしているけれど荒れる、という方からご相談いただきました。

「汚いものを触りたくないから」使うゴム手袋なら
そのまま使っていいと思いますが
「手を守りたい」ために使うゴム手袋は、中が汚れていると
汚れで手が荒れることがあります。

毎回、中も洗って、裏返して乾燥させる・・・
そういうことができない方は、薄い綿の手袋をした上に
ゴム手袋をなさったらいいと思います。
実は、私はこれを当たり前のことと思って書きませんでしたが
多くの方が、手荒れに悩みながら荒れた手を
汚れて湿ったゴム手袋の中に入れていたのですね。
足の裏なども、汚れたままにしておくと、皮がむけることがあります。

ゴム手袋下の綿手袋ですが、薬局やドラッグストアで買えます。
私はホームセンターで買っていますが、ほぼ(というか全く)同じものが
10双で、薬局と同じくらいの値段ですよ。

白洲正子展 ~よびつぎの会
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愛媛県美術館で、今日が最終日でした。
かなり前から始まっていましたが、子供たちが受験中でしたので
私も、自分の楽しみのために出かけることは自重していました。

行かない理由はもうひとつありました。
白洲正子氏は、その著書の中で、仏像は美術館で見るものではない、と
書かれていたからです。
仏像は、置かれている山に分け入って、寺の姿を眺めて初めて
「見た」ことになるのだと私は理解していました。

しかし、今度いつ見られるかわからない、と思うと、そわそわして
昼食もそこそこに出かけていきました。
会場では、音声ガイド(500円)をレンタルしました。
説明も聞かずに、ただ、展示品とタイトルを見て、みなさん、おわかりになるのでしょうか?

行かない理由その3は
最近のブームでファンになった人たちとは違う、という偏屈な自負でした。
私が白洲正子の本を始めて手にしたのは中学のときでした。
中学生には興味をもちにくい、難しい内容でしたが、凄い人だな、という印象を持ちました。
著書も沢山持っています。
上の画像はちょっと珍しいものだけにしました。
左上の2つはビデオです。
BGMは一貫してフジコ・ヘミングさんのピアノが流れています。

10年ほど前に、ひょんなことから
某国立大学理系准教授、考古学がご専門の、某大手PC関連会社勤務の女性
そして大手電機メーカー研究所勤務の男性と私の4人で、
白洲正子について毎日のようにメールのやり取りをしていました。

某国立大学理系准教授は、我々のメルアドを「よびつぎ」と名づけた
フォルダに入れている、ということから、このメール仲間を「よびつぎの会」と呼ぶようになりました。

よびつぎとは、陶磁器の破片を寄せ集めて継いだものです。
よびつぎで作られた陶磁器は割れる前よりも美しい茶碗となったそうです。
ものを大切にする美しい気持ちが「よびつぎの文化」として確立していったようです。

このように、職業も年齢も性別も居住地も全く違う者が
呼び合うように集まって、知識や興味を寄せ合い、補いながら
ひとつのものを作り上げていく様子をよびつぎに擬えたのだそうです。

このように美しい伝統や、豊かな自然を崇拝した白洲正子を、
美術館に押し込んで見せるのには、誤解や無理があるなあと思いつつも
国宝級の仏像が並んだ空間は、跪きたくなるような荘厳さがありました。

今日は、亡き母の誕生日。
興味ないと思うけど、美術館に一緒に行こうね・・・
動物はこんなに子どもを可愛がる
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中川志郎著 講談社+α文庫

コムズの会議で同席したMさんとお昼をご一緒して
その時に、お子さんのことが話題になり、構い過ぎるのかも知れない、と
言われていたので、昔読んだこの本を思い出し、
覚えている範囲で、内容をご紹介しました。

動物は子供と一緒に居る時間が短いので、その短い間に
生きていくための、全てのノウハウを伝えるため、
べったり、それこそ舐めるように傍に置いて可愛がるのだそうです。

Mさんの話を聞いていると、それは「甘やかし」ですはく
いわゆる「可愛がり」(相撲部屋のあれではありません!)なので
とても望ましいことだと思うと、お話しました。

この本は、改訂を重ねるたびに少し加筆して、タイトルを変えているそうです。

1978年に「親である条件」
1990年に「なぜ動物は子供をなめるのか」
そして1997年にこのタイトルになったようです。

年代にもよると思いますが、このタイトルでなければ、
私はこの本を手にとってなかったように思います。

漢字表記も時代によって「子供」が「子ども」になっていて
面白いですね。私たちの活動グループ名も
HPを立ち上げたときは「子供たち」でしたが
今は「子どもたち」にしています。


手作り
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手作りの品は、作る者にとっては、相手のために一針一針
思いをこめることができますが、場合によっては迷惑でもあります。

子供たちが生まれる前に、夫にカーディガンを編みましたが
あまり着てくれませんでした。
理由は、「まあ、手編みですか?」と声をかけられるのが
苦手だったようです。元々シャイで、マイペースな人ですから
私が編んだカーディガンで「目立ってしまう」のが嫌だったようです。

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息子には、ベビー服を卒業した頃、自分が着たタオル地のベビー服で
うさぎ人形を縫ってやりました。
今も部屋の掃除をするたびに、洗濯籠に放り込まれています。
まさか抱いて寝てる?と思ってきいてみると
捨てようかどうしようかと迷い、一応洗濯籠に放り込むのだそうです。
洗濯後机の上に置いておくと、無くなっているので、
どこかにしまっておくのでしょうね。

手作りの品は、捨て難いだけに、プレゼントするときは
私の目に触れるところで(無理して)使わないで、とか
処分する期限などを伝えて、受け取った人の負担を
軽くする必要があると思います。


キルトに綴る愛  ~南天箸
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10年くらい前に、サンプラーを勉強していたころ
いつか娘がお嫁に行くときに、ベットカバーにして持たせたい、と思っていましたが
まだまだ先、と思って、タペストリーやバックなど目先の楽しみを優先し
ほったらかしになっていました。
春から一人暮らしになる娘を、傍で守ってやることができないので
せめて淋しくないように、私が一針一針縫ったベットカバーを持たせてやろうと
引っ張り出して、トップがやっとつながりました。

師匠の黒松先生のところへ、持っていき、これを仕上げたいというと
一緒に習っている高校の先輩Fさんと、先生が、
「どうしても自分ひとりで仕上げたい?」ときくのです。
手伝ってあげようか、という気持ち満々で・・・・
私一人がキルトをすることにも意味がありますが
いろいろな人の、うさぎちゃんのために手伝いたい、という愛も
大きな力になると思い、是非お願いします、ということで
今日は、バッティングをお手伝いいただきました。

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キルト綿と裏地がついて、キルトらしくなったものを夫に見せると
自分も娘に持たせるために、庭の南天で箸を作っている、というのです。
南天を削って箸!? 南天の意味を知っている私でさえ笑うのに
娘はそんなダサいものはいらない、と言うでしょうね、きっと。
南天とは、ご存知のとおり、「難を転じる」ということで厄除けの縁起木です。

私のキルトもちらりと見せたときは、女子大生の部屋には似合わん、いらん
と言ったのですが、夜中に縫っているとメールがきて
「無理しないで、ありがとう、楽しみにしています」と書かれていました(感涙)
夫の箸と私のキルト、きっと二人とも居なくなった頃、
懐かしく私たちを思い出してくれるに違いないと思います。


ハーブの虫除け ~アトリエプチボア教室
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リクエストに応えて、ハーブを使った衣類の防虫サシェを作りました。

中身はこれ
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残念ながら、どんなに強い香りのハーブも、完全には防虫できません。
大切な着物や毛皮のコートは、強力な防虫剤で守ることをお勧めします。

ただ、有害なガスによって、虫を寄せ付けないわけですから
むやみやたらに発生させる必要はありません。
私は、防虫剤の匂いがプンプンする衣類を着ている人とえれべーたーに
乗り合わせると、ムカムカ、クラクラしてきます。

大切なもの以外は、ハーブの香りで防虫して、生活空間の有害ガスを
少しでも減らしましょうね。

私は、以前、カシミアのコートを虫に食われてしまったので
大事なものはケミカルな防虫剤で、と言うようになりました。
ただ、全くわからないように、修理ができるので、毛皮については
ヒメマルカツオブシムシが噛むくらいは恐れるに足りません。
お着物は、ほとんどの場合が無理だと思いますので、大切になさってくださいね。
卒業アルバム
今日は娘の卒業式でした
驚いたのは、卒業生375名中、3ヵ年皆勤者が115名!
それだけ、子供たちが毎日行きたい、頑張れる学校だったのでしょう。

我が家の娘も3ヵ年皆勤でしたが、自転車で5分ですから
1時間近くかけてやってきている子と比べたら、値打ちが違い過ぎますよね。

3年間、無遅刻無欠席を続けるということは簡単なことではありません。
進学伸長率(入ったときの偏差値と進学先の偏差値の差)の伸びもすごいのだそうです。

開校に携わった者としては感慨深いものがあります。
四半世紀前のあの頃でさえ、他の学校はもっと自由でしたが
今でも同じような、校則、伝統を守っていることが力の源だと思います。

卒業アルバムの個人写真撮影の際、前髪が長いと先生に前髪をピンでとめられるから、と
前日美容室に行き、学校の指示どおりに整髪してもらったにもかかわらず
翌日、前髪をピンでとめられ(自分で留めるのではなく、先生にされるそうです)
ベソかいて帰ってきましたが、アルバムを見てみると、
(大人の目では)どの子もすっきりとしていました。
こんなに美しい卒業アルバムを、いつか誇りに思う日がくることでしょう。




プロフィール

メリッサ

Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。



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