メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
桂林とX年後
桂林2

本当なら、今頃夫は上海~桂林、私は映画鑑賞の予定でした。
半年ほど前から9月の休暇を利用して桂林へ行く計画を立て
中国語や現地の治安、習慣などを熱心に勉強し、
美しい桂林の風景をPCで眺め、北京放送を聴いていました。
英語圏以外を一人旅するには、現地の言葉、治安に関する知識は
不可欠のようでした。
出発予定は本日松山空港発JAL直行便。
数日前まで、本当に楽しみにしていました。

中止を決めたのは、昨日の午後。
日本政府から渡航についての注意勧告が出ればキャンセル料は不要でしたが
一切そのような通達は無く、無いなら無いで、報道が極端なだけで
行っても大丈夫なのかも、とギリギリまで渡航予定を変更せず様子を見ていましたが
万一のことがあってから後悔するより、と昨日キャンセルを決めました。

日頃は夫に不親切な私ですが、本当に気の毒に思います。
本人は、まあ仕方ないと気楽にしていますが
私が腹立たしく思うのは中国ではなく、そんな国とわかっていながら
刺激した石原都知事の外交センスの無さと、冷静さを欠くマスコミ報道なのです。
弱腰外交と言われますが、中国人の気質を熟知した上での
「弱腰」選択だったのではないでしょうか。

日本人が美徳とする、恩義や恥を重んじる国民ではないのですから
こちらの理論で向かっても、事態を悪化させるだけではないでしょうか。
また、今朝の新聞には、漁船1000隻が出航するのは毎年のことで
それもまずは近海から漁をして、わざわざ遠くに一気に行くことは無いのだそうです。
マスコミが不安を煽るような報道をしているうちに原発関連の閣議決定が見送られ、
なんだかみんな繋がって都合よくやってるような気がしてきました

尖閣に上陸した香港の活動家の一人、古思堯は、ごく最近まで
中国政府への反体制運動の活動家だったようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%80%9D%E5%A0%AF
ただの目立ちたがり屋か、中国政府の手先か、はたまた米国CIA関係とまで
様々な憶測が飛び交っていますが、いずれにしても、わざわざ報道されることは
信用できない、という気がしてきます。

アメリカのjusticeがアラブ諸国で通用しないように
それぞれの民族の価値観、習慣、国民性をどこが一番正しいなんて
決めることなどできるはずがありません。

そんな今日、伊東英朗監督 南海放送制作の「X年後」を観てきました。
X年後パンフ

ここにも、自国から遥か遠いビキニ環礁で、広島型原子爆弾の1000倍の威力を持つ
水爆実験を、十数回実施し、わずかな補償金でその事実に蓋をしたアメリカの姿がありました。
補償金のほとんどが廃棄したマグロの補償に充てられ
第五福竜丸以外の驚くほど多くの被爆した人たちが、補償は全くなされず現在に至っているという
現実を知ることができました。
死の灰を浴びた漁師たちのほとんどが50代60代の前半で死亡しているそうです。
せめて彼らを広島、長崎の被爆者と同じように医療補償をと訴える
元高校教師の山下正寿先生の地道な27年に及ぶ活動は素晴らしいです。
先生がお元気なうちに、それが実現できたら、と思います。

先日こちらでご紹介した「トガニ」は映画を多くの人が観たことで
トガニ法という法律まで出来て社会的弱者であり障害を持った子供たちを
守る法律ができたことを思うと、もっと多くの場所でこの映画を上映し
多くの人に是非観ていただきたいと思いました。

中国報道ではマスコミに対して怒りさえ覚えますが
伊東さんたちのように、命を奪われながらも歴史の流れの中で
蓋をされてしまった人たちのために真摯に報道をする人たちの姿を見て
ほっとしました。
P1110071.jpg

それにしても、ハープ奏者の古佐小基史さんから紹介された
伊東英朗さんが監督した映画の中で、海を見下ろすお墓のあるあの場所には
私の祖父母が眠っている・・・・
不思議な巡り合わせ、繋がりに驚くとともに、私にも何か使命があるのでは、と
思わざるを得ません。

こちらではなるべく政治的な話題は避けているのですが
(単に知識が無いからだけですが)
今日は、避けては通れない思いでいっぱいです。




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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
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春から晩秋まではこんな庭です。
メリッサへのご連絡はmelissa.herb.82@gmail.com まで!



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