メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
ニーチェの馬
ニーチェの馬

映画「ニーチェの馬」を観ました。
マネキネマの会報と一緒にチラシが送られてきていたので
映画通の人にとってはお勧めの映画なのかな、と思っていましたが
上映期間中に行けなかったので、DVDをレンタルしました。

延々と暴風の中で馬車を引く馬の顔が映し出されていて
やっと家にたどり着くと、黙々と馬車を片付け、着替えをして
娘の作ったボイルしたジャガイモ1個を食事として食べ、無声映画かと思うほど言葉はほとんどありません。
毎日毎日、同じように起きて、水を汲み、ボイルしたジャガイモを食べ、着替えて寝る、
それ以外の何の楽しみもない父娘の暮らしが、只管続いています。

この映画のどこが、どのように評価されているのか、わからないと思いつつ
でも、途中で止める気持ちにはならないまま、終盤にさしかかりました。
井戸が枯れた時には、気づきませんでしたが、風が止み、家の中から火が無くなってしまったときに
ああ、そういうことか、と気づきました。キリスト教信者なら、空恐ろしい想像がつくでしょう。
次に何が無くなるか・・・・ああそうか・・・と。
この瞬間のために、あの長い長い時間があったのでしょうか?

父娘の淡々とした日々の暮らしの中にも、西洋哲学的な、様々なことが込められているのでしょうか?
知識が無いのでわかりませんでした。

よく映画や書物を酷評しているものをネット上で見かけますが
わからないだけかも知れないと思うのです。
この映画でも、私はいよいよ終わりまで、どうしてこんなシーンを延々と見せるのか、という
苛立ちを感じていました。荒野を椅子に座ってただ眺めて時間を過ごす老人の後姿を
ときどきズームしたりひいたりしながらずっと撮影していることにも
何の意味があるのかわかりませんでした。

映画が好きで、時間を見つけてよく観ていますが、がっかりする映画もあります。
でもそういうものは、こちらのブログには紹介しないようにしています。
良かった、と思えるものだけを紹介しています。

このニーチェの馬は、知人に、是非観て、とお勧めすることは迷いますが
宗教画の名画を見たような、そういう感動を感じたので、こちらでご紹介しています。

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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。
メリッサへのご連絡はmelissa.herb.82@gmail.com まで!



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