メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
未来への贈り物 ~和辻哲郎 古寺巡礼
故事巡礼


NHKラジオ第二 文学・美術に見る仏教の生死観 

仏教って難しそう・・・とみなさん仰いますが、毎回実生活に密着した情報を
得られる大変素晴らしいお話です。
全13回のうち、もう8回終わりましたが、来週の日曜日のお昼には再放送で8回目を聞くことができます。
特にこの回では、私たちの郷土の誇り、正岡子規についてお話くださっています。
つづく9回にも子規が登場するようで楽しみです。

今回の第8回で、知っているようで知らなかった仏教について知ることができました。
こんなに素晴らしい教えを身近に持ちながら、知らないために
傷つき、心を病む人が多いことをとても残念に思いました。

そして過去の放送では、聞きかじりでいろいろと誤解をしていることも知りました。
地獄とはどのようなところか、地獄に落ちると救われる道は無いのか?
閻魔の本当の姿は?地蔵菩薩が守ってくれるものは?
供養とは何か、どんな効果があるか?
自分ではどうすることもできない苦しみ(災害や戦争、人災など)とどのように向き合い
超えていくのか・・・・・
このことを、今回は方丈記の内容から、古典の授業で習ったのとは違うアプローチで、
学び、答えを見つけることができました。

その中で、和辻哲郎氏の風土という著書の紹介がありました。
私の本棚に和辻哲郎氏の「古寺巡礼」という本があります。
この本の見返しには、高校時代の私の新聞に掲載された写真と記事が貼られています。
卒業の記念に水泳部の顧問、T先生がくださったものです。
その時は、こんな写りの悪い顔写真を貼られていやだな~
それにこんな難しい本、読めないなあ・・・と思いつつ一人暮らしの下宿に持っていきました。

本は読まなくても並べているだけで背表紙が語る、というようなことを
いろいろな方が言われていますが、確かに、私の下宿がファッション雑誌の山にならなかったのは
この本が鎮座していたからかもしれません。
ときどき読もうと思って取り出すのですが、すぐに退屈してやめて本棚に返していました。
それでも、時折手にすることで、私は和辻哲郎という人が書かれる本にも関心を持つようになりました。

今、気づいたのですが、先生は、運動バカになるなよ、と言葉ではなく
本をくださることで餞の言葉にしてくださったのだ!と気づきました。
過去に起こった出来事は、現在の理解によって、変わることもある・・・そんなことに気づいた出来事でした。

生意気なことばかり言っていた私に、その場限りではない、長く人生に影響を及ぼすような
贈り物をくださった先生に改めて感謝しました。

贈り物は、今すぐに喜んでもらえるものも良いと思いますが、
ただちに感謝してもらえなくても、いつか遠い未来に喜んでもらえるようなものを贈ることも
意味のあることだなあと思いました。
将来喜んでもらえるか、もらえないかわかりませんが、贈ることがその第一歩かもしれません。
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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。
メリッサへのご連絡はmelissa.herb.82@gmail.com まで!



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