メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
ハーブと医療 ~正岡子規と千葉敦子
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明日の30分というコンパクトな単発講座で何をお話しようか、と考えています。
え?明日のことを今日?・・・そうです、自転車操業・・・というわけではありません。
考えていても、近づくにつれ、もっとこんなことをお伝えしよう、と気が変わることがあります。

一期一会、おそらく、二度とお会いすることのない方々にハーブについてお話させていただくのですから
今、考えていることを漏れなく・・・と思うのです。

ハーブをお教えしている、というと、多くの方が、
自然志向で、近代医療を否定している、とお思いになるようですが、少なくとも私は違います。
自然だけに任せていたら、江戸時代の寿命、40歳から50歳しか生きられません。
近代において、倍近くの寿命を得ることができたのは、医療の力によるものです。

私はハーブやアロマを、健康な時の、健康維持のため、
そして、病気になれば、医療の力を借りて全力で養生し、
治療による副作用や、心の負担、栄養不足を補うためにハーブを取り入れ
治療を終えてからは、健康維持や、趣味、生きがいのためにハーブを暮らしの中に取り入れて行きたいと考えています。

医療が必要な理由として、正岡子規と千葉敦子のお二人の著書を紹介しようと思いました。
現代に生きていれば、正岡子規の結核は治っていたでしょうし、千葉さんの乳がんとの闘いは
もっと、楽に、長く生きることができたのではないかと思うのです。

こちらは、子規自身の著書ではありませんが、先般の「正岡子規を読む」で紹介されていた本です。
多湖輝著「正岡子規ー運命を明るいものに変えてしまった男」

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目次の一部をご紹介しましょう。

人生は自分の意思で選択できる。
悟りとはいかなる場合も平気で生きること
世の中、不安はあるが子規に比べれば喜びの糧に満ちている
理想に縛られるとささやかな楽しみを失う
苦しむ自分も楽しむ自分も同じ自分だ
私たちはつねに病床の子規以上の自由がある
いまはいまの自分しかない 変化する自分に身を任せよう

そう、病床六尺の世界しかない子規に比べたら、もっと広い場所を動くことができる
ただ、それだけでも、幸せですよね。目が見えること、耳が聞こえること・・・
そうでない人より、目が見え、耳が聞こえる人の方が自分を不幸と思っていたりします。

そして、20年ぶりに段ボールから先日出てきたこの本
千葉敦子著「ニューヨークの24時間」

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開いてみると、当時の癖である、気になったところを鉛筆でクネクネと傍線を引いています。
他人に見せることなど夢にも考えていなかった頃の本です。

傍線の箇所を一部、ご紹介します。

自分の人生の中心に、自己を燃焼できるものを据えてからでなければ、時間の使い方について
語り合うことはできないのです。

失われた時間は取り戻すことができません。

この世の楽しみで、最高のものは、ときかれたら、私は「よい本を読むこと」と答えます。

世界を見渡す習慣がついてれば、日常の些事に悩んだりせずにすみます。

貯金より自分への投資を

など、他にも沢山傍線が引かれています。
二十数年前の自分が良いと思ったことが、今は違うとはっきり言える箇所もあります

むだな時間を使わず、最も重要なことにのみ時間を使う

当時の私と今の私の一番大きな違いは、子どもを持ち、子育てのために
自分が重要と思えることを我慢したり、むだと思えるような沢山の時間を
子どもと過ごしてきたこと。
そして、それを肯定していることです。

今開いて、なぜここに傍線をひかなかったのだろう、と思う箇所もあります。
本は、読む時期によって、いろいろな顔を見せてくれます。
1度だけ読んでしまいこんだ本をもう一度読んでみると、新しい本のような感動に出会えるかもしれませんね。

終章「本当の豊かさを求めて」の章に彼女はこう書いています。

絶対的な安全というものは、この世には存在しないのだということを
私たちは思い出さなければなりません。安全は幻想です。
チェルノブイリ級の原発事故はまた起きるでしょう。


彼女は、これが、故国日本で起こったことを知らずにこの世を去っています。
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