メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
半落ち
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2005年第28回日本アカデミー賞最優秀作品賞
主演の寺尾聰は最優秀主演男優賞

本日、地上波で放映されます。
既に原作を読まれたり映画を見られた方も
いらっしゃると思いますが
お時間がございましたら、是非是非ご覧ください。

映画は何度も観る価値があります。
なぜなら、映画を製作するにあたって
製作者は多大な時間と労力をかけ、入念に作り上げているからです。
2時間観ただけで、十分楽しめ理解できるように作られているとは
思いますが、何度も観ることで、最初に観たときには気づかなかった
製作者の思いや、ちりばめられた旨味み気づくようになります。

半落ちも二度目に観たときは、いろいろ新しい疑問や思いが
沸いてきました。
彼はもっと他に選択肢はなかっただろうか、とか
ラストシーンの主人公の思いは、最初に見たときと
ちょっと違ったものであったかも知れないと思ったり。

そんなに閑じゃないわ、と言われる人もいらっしゃるでしょうね。
忙しいという人に限って、時間を無駄に使っていると
園芸家のポールスミザーさんが言われていました。
忙しくて庭の世話まで手が回らないという人たちは
ワイドショーやバラエティー番組をよく見ていると。

人の思いを深く追うことは、自分が生きることを豊かにしてくれると思います。
精神科の医師たちは、先輩たちから、ドストエフスキーの作品を
読むよう薦められるそうです。
医学書を学ぶ以上の人の心理がそこにあるからだそうです。
ドストエフスキーに限らず、古来より現代まで読み継がれて来た文学や
多くの人に支持されるものには
人の心理の真理がある、教科書を学ぶ以上に勉強になる、そうです。

勉強のため、という堅苦しいことではなく
苦しい時、辛い時が巡ってきても、気持ちうまく
切り替えて乗り切っていけるよう、いろいろな人生をちら見して
沢山の引き出しにいろんなものを入れてはいかがでしょう?

まあ、こう力説するのは、私が単に佐々部監督のファンだからなんですが。
パイレーツオブカリビアン、三谷ドラマと同時間帯ですが
是非是非、裏番組の録画でも結構ですので、ご覧くださいね。

この記事に対するコメント

半落ち』観ました。涙が流れました。出てくる人が、皆それぞれに優しいですね。テーマが重いので救われます。生き方、死に方、死なせ方…、私ならと考えます。息子の同級生のお父様が心臓移植の権威だったこともあり、移植法通過でドナーカードができた時も家族で真剣に話し合いましたが、生や死については触発された時だけでなく常日頃から考えておきたいものです。ところで、小道具で気になったものがあります。「書」です。佐々部監督は「書」がお好きなんでしょうね。西田敏行さんの部屋にデンと掛けてあった書の『抱』は、印象強く大アップしていましたし、他のいくつかのシーンでも書がさりげなく掛けてありました。樹木希林さんも書道の先生でしたね。佐々部監督は書に造詣が深いですよ、きっと!「半落ち」というタイトルですが、「完落ち」に対しての「半落ち」なんですね。業界用語のようですが、どういう状況の時「半」になるのですか。映画の最初か最後に説明があればよかったと思うのですが、監督は野暮な説明を避けられたのかもしれませんね。

直太郎さんの歌、すごくよかったです。バックの紅葉とエンディングの歌声・歌詞、バッチリ合っていましたね。
【2010/04/12 22:06】 URL | テス #- [ 編集]

Re: タイトルなし
佐々部監督の映画は、植物がとても印象的ですね。
夕凪の街 桜の国では、タイトルにもありますが
桜の美しさに目をみはります。

「出口のない海」では、ラストに竹内まりあさんの
「返信」という現代的な歌が流れます。
人間魚雷の搭乗員として亡くなった主人公から遺書を受け取った
恋人の立場で書かれているのですが
YouTubeで「返信」を見てみると
設定は現代なんですが恋人役だった上野樹里さんが
水族館の招待状を受け取って、休館日の水族館に出向くという
映画を思い出させる映像になっています。
http://www.youtube.com/watch?v=36Ti4O8guJ0
こちらも是非聴いてみてくださいね。
【2010/04/13 11:29】 URL | メリッサ #- [ 編集]


わたしも見ました。

以前も、家事をしながら、で観ていたので、今回は、じっくり座ってみました。
涙でした。

認知症になった相手が、連れ合いの場合と、親の場合は対応が違うでしょうか?

壊れていく ことは 本人にとってはとても不安で、つらいことなのだけれど
それがつらくて、殺してと言われたら愛する人の為に、命を絶つことができるのでしょうか?

認知症のお父さんの介護をしている、裁判官?が、介護保険制度のことを話されましたが
とても、リアルだったように思います。
また、制度が必ずしもすべての方を救えない現実があることも、私には辛い。

なんと、あの森山直太郎氏の、歌は
母の認知症発症時に、私が実家に泊まりながら今後の母のことを考えていた頃
観ていた、ドラマの挿入歌でもありました。

母の言動に毎晩涙し、途方に暮れていた頃でした。

どっぷり、介護者の立場でコメントしてしまいました。
すみません。

【2010/04/18 23:42】 URL | kyonn #H6RSI4P. [ 編集]

Re: タイトルなし
kyonnさん

感想ありがとうございました。
こういう映画は、実際の当事者がどのくらい共感できるかということは
とても大事ですよね。

音楽って不思議ですよね。
環境も年齢も全然違うのに、聞いたとたんその頃の自分に
戻るような気がしますね。

今日、兄と話していたのですが
父は、心臓ペースメーカーを入れるまではそこそこ
元気だったのですが、心停止状態を夜訪ねて来た義妹夫婦に
発見されて、手術をしてからとてもおかしくなってしまいました。
寿命を超えて無理に生かされる現代はなんだかおかしいと
話しました。

最近認知症の人が目立つのは、寿命が長くなり
不必要な医療が増えたことも一因ではないかと
体験した者の素直な感想として話しました。

kyonn さんはまだまだ大変でしょうが、頑張ってくださいね。
倉嶋厚さんの「止まない雨はない」が実感できる日が
きっと来ると思いますよ。
【2010/04/19 00:36】 URL | メリッサ #- [ 編集]


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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
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春から晩秋まではこんな庭です。
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