メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
苦しみも悲しみも人生の模様
歩く足にしか泥はつかない

全国ハーブサミット石垣大会 基調講演の最後に
ジャパンハーブソサエティ八重山支部長 嵩西洋子さんは、こう締めくくりました。

石垣サミットは、前年の南城市大会の後を受けて準備期間はたった1年
それも大半は戸惑いながらの手探り状態だったそうです。
しかし、私たちが目にしたサミットは大変素晴らしいものでした。

その立役者である嵩西洋子さん
この日ほど、私はジャパンハーブソサエティの一員であることを
誇らしく思ったことはありませんでした。

個人的にそれほど親しいわけでもありませんでしたので、
当日の八重山支部のみなさんのハーブに対する想いや知識の素晴らしさとともに
ご指導されている嵩西さんの積み重ねられてきた実績を目の当たりにしました。

後の片付けに忙しい中、お礼のお電話いただきました。
その中で、個人的なことも伺いました。
16歳の美しい盛りのお嬢さんを交通事故で、その後まもなく
頼り切っていたご主人を思いがけない病で亡くされた彼女が
どうしてこんなに元気に活き活きとしているのだろうと不思議に思いました。
話しているうちに、彼女の口からは次々と素敵な言葉が溢れ出してきました。

ご主人と共に10年間営んだ胡蝶蘭生産の仕事。
ある日、大切な胡蝶蘭の花を運搬中に折ってしまったそうです。
ショックで座り込んだ彼女に周りの人が言った言葉は
「胡蝶蘭は花が折れてもお腹の中に芽を持っていて
新しい花を咲かせようと必ず出て来るから心配ない。」
それを聞いた洋子さんは
「希望や夢を叶えるために自分の芽を引き出そう」
と思ったそうです。

その後、つい先ほどまで一緒におせち料理を作っていたお嬢さんが
友達に誘われて初詣に行った帰りに飲酒運転の車に乗せてもらったばかりに
世間の人がおめでとうというその日に、お嬢さんを抱くこともできず奪われたそうです。

その事件の後始末に辛いこと苦しいことが沢山あったそうですが
生きているからこそ、苦しみや悲しみを感じることができるのだ、と思うと
これも人生の模様みたいなものだ、と思うようになったそうです。

太陽の光は、誰にでも公平に降り注ぐけれど、
活動する人、自ら動く人だけが
活動能力、行動力という強い力を得ることができるのよ、と
きっと電話の向こうではあの元気な笑顔なのだろうな、と思いました。

2年前に、選ばれたというよりは渋々引き受けた支部担当理事でしたが
こんな風に全国の素敵な支部長さんたちと巡り会い、
元気をいただけて、本当に幸せです。

洋子さんが亡きお嬢さんに宛てて書き続けた手紙を
周囲の勧めで出版された時の記事です。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-96338-storytopic-86.html


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