メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
songs for.... 曲目解説
songs for...の作曲者、土居俊一先生より、
曲目解説をいただきましたので、こちらに掲載いたします。
MIDIをうまく貼れないので、↑の曲目をクリックしてぜひ、お聴きください!


****************:


ジャパンハーブソサエティー愛媛支部委嘱作品
~北海道・ファーム富田 富田忠雄氏への音楽~
『songs for...』
Ⅰ.北の大地に
Ⅱ.雪の記憶
Ⅲ.命の輝き

作曲:土居 俊一(2010.11.25)

【作曲にあたり】           土居 俊一
 ジャパンハープソサエティー(JHS)愛媛支部委嘱作品。北海道ファーム富田の富田忠雄会長への音楽です。
作曲するにあたり、富田氏の写真集『風の記憶』をベースに、JHS愛媛支部の井上泉支部長のお話を聞き、さらに私自身がファーム富田を訪れた時の印象を加味して、曲の全体像を作り出していきました。
 具体的には、まずテーマの決定にかかりました。テーマの中心に据えたのは、「ラヴェンダーのたくましさ」。ラヴェンダーは、冬に大地を覆う雪の下で命をふくらませていきます。雪に守り鍛えてもらいながら、厳しい冬を乗り越えたラヴェンダーだけが、春になって美しく香る花を咲かせるのです。ラヴェンダーについて不勉強だった私は、そのことを『風の記憶』を読んで初めて知り、感動しました。ただ美しいだけではない、たくましい真の美にこそ見いだすことができる「命のドラマ」を曲の柱にしました。
 次に、曲の構成に入りました。富田氏が私たちに示してくれているのは「表に出る美しさ」だけではありません。よって、「自然の営みの恒久性」を曲に混ぜ込む必要があると考えました。「今日、花を見たらきれいでした」の曲では、ファーム富田の「一部分」を切り取っただけのものになります。ゆえに、ファーム富田が創設される前から確固として存在するもの、つまり「北海道」の神秘的なまでの美しさから曲を始めることにしました。続いて前述の「冬があるから春が来る」を展開し、色鮮やかな満開のラヴェンダー畑を描写していきます。音楽としてもクライマックスは明確に存在しますが、そのまま感動的に曲を閉じてはまたまた安っぽいものになります。やや短めなクライマックスはやがて感傷的な夕暮れのシーンへと代わり、新たな冬へのサイクルが人間をはるか超えたところで動き続けます。このようにして、結果的に(あるいは必然的に)この音楽はリピート鑑賞が可能なものとなりました。
 シンセサイザー音源での演奏を前提として作曲しましたが、楽器編成はフルート・オーボエ・ファゴット・クラリネット・ストリングス・ハープ・ピアノです。大まかに、オーボエ・ファゴット・クラリネットは生命力、フルートは空、ストリングスは空気感及び大地、ピアノ・ハープは太陽及び雪をイメージして使用しています。


この記事に対するコメント
素敵ですね
解説を拝読させていただくと
曲から受けるイメージからさらに想いを受け取ることができました
厳しい冬を乗り越えることのできた花だけが綺麗に咲くことができる
しかし、咲くことのできなかった花はまた違う役目を果たし大地となる
どれかが欠けても美しい花は咲かない
音楽からそんなそれぞれの働きがあるからこそ
美しい・・・・・そしてその営みは永遠でありますように。という思いを受け取りました
映像とともにそして生演奏でお聴きできたら素敵だろうなぁと思います
【2011/02/03 11:40】 URL | chika #oh4NkpYI [ 編集]

Re: 素敵ですね
chikaさん

早速にお聴きくださってありがとうございます!
chikaさんは既に音声だけはお聴きいただいていましたよね。

私は音楽には素人なので、難しいことはわかりませんが
chikaさんなら、いろいろと詳しいこともおわかりなんでしょうね。
JHS愛媛支部への曲ということですが、
みなさんで可愛がっていただけると、会としても嬉しいです。
いろいろな方に聴いていただければと思い、アップしました!
どうぞよろしくお願いします!
【2011/02/03 18:39】 URL | メリッサ #- [ 編集]

ハーブは心をつなぐもの
土居俊一先生へ
songs for・・・ とても素敵な音の楽しみを作品にして下さりありがとうございました。

「音楽は心を繋ぐもの」 songs for・・・


ラベンダーを愛する富田会長の「風の記憶」で伝えたかった想い。
土居先生のsongs for・・・への想い。
JHS愛媛支部長の想い。
ハーブを通じて地域の人々へ社会貢献しようと集うJHS愛媛支部会員のそれぞれの想い。

ハーブが繋いだ素敵な出会いから、
それぞれの想いがひとつに繋がるフォトシネマ

ミュージックとフォトグラフが一体となり、富田ファームに行かなかった人も、行った人も楽しめる作品が完成できるようにフォトシネマ作りを楽しみたいです。



「開花時人来」そして「花薬欄」

「花薬欄」禅語で私の好きな言葉
花は一輪でも美しい、たくさん集まり咲くと、よりいっそう美しい。
競うことせずただ咲いているから・・・



【2011/02/04 11:18】 URL | 名も無きフォトシネマデザイナー #- [ 編集]

よりいっそう・・・
こんにちは

以前、曲だけは聴かせていただいたのですが、
chikaさんと同じく、解説を読むとさらに深く
北の大地に芽吹く、力強い植物の命を感じました。

雪解けのきらきらとした地面から生まれるたくましい命、
自然の尊さがリアルに伝わりました。
そして・・・

>やや短めなクライマックスはやがて感傷的な夕暮れのシーンへと代わり、
>新たな冬へのサイクルが人間をはるか超えたところで動き続けます。
>このようにして、結果的に(あるいは必然的に)
>この音楽はリピート鑑賞が可能なものとなりました


解説を読んで、「なるほど!」と唸らせてもらいました!
凄いです!
まさにその通りで、曲が終わった途端、すぐリピートしていましたから。

私のように、音楽の知識がないものでも、
す~っと気持ちに入っていく曲ですね。

音楽だけなのに、ドキュメンタリー映画を見たような余韻が
残りました。

【2011/02/04 18:24】 URL | yumiko #iQjsIEzE [ 編集]

Re: よりいっそう・・・
yumikoさん

映画にしても、音楽にしても、鑑賞力抜群ですね!
で、私も素人といいましたが・・・・
私たちギタマンでしたよね@一応音楽の部活(爆)
私は短期間でしたが・・・

過去の記事で、北海道旅行の写真ジャケットを掲載しましたが
今回、先生の曲目解説にも沿うよう、富田さんの「風の記憶」の画像を中心に
記念撮影を除いての、フォトDVD製作を進めていますので
映像とのコラボもどうぞお楽しみに。

元々私が個人的にお願いしたものですが、今やJHS愛媛支部のみならず
この曲を気に入ってくださるみなさんのものです!
というか、まだお礼ができてないので、著作権は土居先生に残したままの形に
していただいています。これは私が勝手にそうしていただいているだけなんですけど・・・

たくさんの方に是非お聴きいただきたいです!
【2011/02/04 19:40】 URL | メリッサ #- [ 編集]

Re: ハーブは心をつなぐもの
名も無きフォトシネマデザイナーさん

土居先生へのメッセージ、機会がありましたら、お伝えしておきますね。
感想ありがとうございました!
【2011/02/04 20:40】 URL | メリッサ #- [ 編集]


心が落ち着きます。静かな清冽な曲ですネ。こういう曲を創る方は、どんな心を持っておられるのでしう・・・
【2011/02/07 12:37】 URL | star  sinnsinn #- [ 編集]

Re: タイトルなし
star  sinnsinnさん

本当に、そうですね!
音楽に限らず、手芸や書や詩歌など、人柄そのものが出ますよね。
よく、人形も作る人に似るっていいますものね!
土居先生は、娘が今まで出会った先生で、一番大好きな先生なんですよ。
【2011/02/07 21:24】 URL | メリッサ #- [ 編集]


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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
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春から晩秋まではこんな庭です。
メリッサへのご連絡はmelissa.herb.82@gmail.com まで!



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