メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
白洲正子展 ~よびつぎの会
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愛媛県美術館で、今日が最終日でした。
かなり前から始まっていましたが、子供たちが受験中でしたので
私も、自分の楽しみのために出かけることは自重していました。

行かない理由はもうひとつありました。
白洲正子氏は、その著書の中で、仏像は美術館で見るものではない、と
書かれていたからです。
仏像は、置かれている山に分け入って、寺の姿を眺めて初めて
「見た」ことになるのだと私は理解していました。

しかし、今度いつ見られるかわからない、と思うと、そわそわして
昼食もそこそこに出かけていきました。
会場では、音声ガイド(500円)をレンタルしました。
説明も聞かずに、ただ、展示品とタイトルを見て、みなさん、おわかりになるのでしょうか?

行かない理由その3は
最近のブームでファンになった人たちとは違う、という偏屈な自負でした。
私が白洲正子の本を始めて手にしたのは中学のときでした。
中学生には興味をもちにくい、難しい内容でしたが、凄い人だな、という印象を持ちました。
著書も沢山持っています。
上の画像はちょっと珍しいものだけにしました。
左上の2つはビデオです。
BGMは一貫してフジコ・ヘミングさんのピアノが流れています。

10年ほど前に、ひょんなことから
某国立大学理系准教授、考古学がご専門の、某大手PC関連会社勤務の女性
そして大手電機メーカー研究所勤務の男性と私の4人で、
白洲正子について毎日のようにメールのやり取りをしていました。

某国立大学理系准教授は、我々のメルアドを「よびつぎ」と名づけた
フォルダに入れている、ということから、このメール仲間を「よびつぎの会」と呼ぶようになりました。

よびつぎとは、陶磁器の破片を寄せ集めて継いだものです。
よびつぎで作られた陶磁器は割れる前よりも美しい茶碗となったそうです。
ものを大切にする美しい気持ちが「よびつぎの文化」として確立していったようです。

このように、職業も年齢も性別も居住地も全く違う者が
呼び合うように集まって、知識や興味を寄せ合い、補いながら
ひとつのものを作り上げていく様子をよびつぎに擬えたのだそうです。

このように美しい伝統や、豊かな自然を崇拝した白洲正子を、
美術館に押し込んで見せるのには、誤解や無理があるなあと思いつつも
国宝級の仏像が並んだ空間は、跪きたくなるような荘厳さがありました。

今日は、亡き母の誕生日。
興味ないと思うけど、美術館に一緒に行こうね・・・
この記事に対するコメント
自然への祈り
えっ(・o・)
実は私たちの美術館デート、最終日の白州正子展だったんですよ!

なぜ、メリッサさんと出会たのか、私なりに謎を解くことができました。

「日本には「信心」という言葉がある。
               ・・・・・・何ごとかを信ずる心」

きっと信心深かった祖父母が、伝えたかったメッセージだったのだろうなと

白州正子の世界が読み解けるよう、学びなさいと言われているようにも感じています。

(゜◇゜) (・O・; (・O・;



【2011/03/10 04:06】 URL | Apple Rose #- [ 編集]

Re: 自然への祈り
Apple Rose さん

そうなんですか!
お会いしませんでしたね。
といっても、考えてみたら、来館者には全く関心が無かったので
いらしても気づかなかったかも・・・
駐車場でコムズに館長にはお会いしましたが、前日に会議でお会いしているので
違うところでお会いして不思議な気分でした。

> 「日本には「信心」という言葉がある。
>                ・・・・・・何ごとかを信ずる心」

これは全くの私の私見ですが、白洲さんは信心深くはなかったかも、と思うんです。
自然崇拝に興味を持ち、そこから仏像を眺め、仏像に内面を含めた美を見出して
コレクションをされたので、本当に信心深い人は、何かひとつを崇めるかな~と。

まずは手軽のお勧めのエッセイとしては文庫で「金平糖の味」が
全体的な白洲正子がわかりやすいかと思います。
モガの走りですから、信心深い・・・からはイメージ違うかも知れません。
【2011/03/10 09:33】 URL | メリッサ #- [ 編集]


私も今のブームよりずっーーと前に、夫の「白州次郎」さんから入りました。生前に阿川佐和子さんと対談なさっていて、何事にも真っ直ぐな強さで物や人を見る眼。仕事やその他で忙しくて、とうとう行けませんでした。残念!!
【2011/03/10 17:29】 URL | star  sinnsinn #- [ 編集]

Re: タイトルなし
star  sinnsinn さん

夫の白洲次郎さんは、すごい人ですが、
正子さんの陰に隠れて知られていませんでしたね。
というより、彼がそれを望んだようですが・・・・

私は、「ユリイカ」などでの特集や食べ物本で白洲次郎を知りました。
伊勢谷クンが演じたNHKドラマで一躍有名になりましたね。
もう一昨年になりますね。

【2011/03/13 10:02】 URL | メリッサ #- [ 編集]

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【2011/03/16 23:45】 | # [ 編集]


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