メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
春にして父母を想う
岡山で迎える初めての朝、娘は急ぎ足に大学に向かいました。
すっかり昨日までとは別人のような大学生の顔でした。

住まいの環境を整えながら、自分のことを思い出しました。
下宿先に両親が来て、便利に暮らしやすいよう、整えて帰りました。

家に居るときは、細かいことに煩い両親でしたし、下宿先でも
洗濯はこまめに毎日しなさいとか、布団もまめに干しなさいとか
あーしろ、こーしろ、と煩くて、「もう早く帰って」と内心思っていました。
ところが、両親が帰る後姿を見た途端、寂しくて涙がでました。
一人になった部屋で、さびしくてさびしくて泣きました。

海を挟んで対岸とはいえ、当時は船しか交通手段のなかった土地で
これからずっと一人で暮らす寂しさが初めて実感として迫ってきました。

今、私は当時の母のように、外食ばっかりじゃだめよ、とか
洗濯物は下着が見えないように干しなさい、とか、小うるさく言っています。
ため息まじりにはいはい、という娘ですが
○十年前の私と違うところは、早速友達ができて、お昼はその友達と学食で済ませ
夜は、教育学部の先輩に焼肉をご馳走になって、なかなか帰ってきませんでした。
最近の子供たちは「友達をつくる」のがまず最優先のようです。

夜、ネットを繋いでみると、佐々部監督からいただいたコメントに
「素敵なお父様」と書いていただいていていました。
凡そ「素敵」からは程遠い風貌の父ですが
どれほど多くのものを父から手渡されたかと、思い至りました。

反面教師として教わったことも含めて、父母からもらったものの大きさを感じています。
教養豊かなわけでも、仕事で成功したわけも、お金持ちでもありませんでしたが
「財産は残せないけれど、大学は出してやるから、そこで得たものを使って
自分で稼げ」と言われたことは今も心にあります。
教育学部を出て、今は教員をしているわけではありませんが
大学時代に学んだことや、両親が伝えてくれたことを基礎にして
仕事やボランティアをするときも、人の役に立ちたいと願っています。

人の世話ばかりしていた、かなりお人よしの姿を自分の中にみつけて
苦笑いしながら、今は彼岸で暮らす両親を懐かしく偲びました。


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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
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