メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
父の命日 
今日は父の命日、7回忌になります。

2003年9月4日・・・今から8年前
日記の中で、「いつか、どこを探しても居なくなる日がやってくるでしょう。」
と書いています。
一番恐れていたことでした。
この世のどこにも居ない・・・どこに行っても会えない・・・
父が亡くなる前は、子供に戻った私が「お父ちゃんお父ちゃん」と
泣きながら父を探している夢を何度も見ました。

「千の風になって」のように、大好きな人たちが、風になって
いつも傍にいてくれるのも嬉しいですが、やはり
そこに行けば会える場所、も嬉しいです。
お墓参りをしながら、ふと、お墓は、亡くなった人のためだけではなく
生きている人のためにもあるのだと思いました。

母と一緒に墓参に行くと、「お母さん来たよ!」と墓石に話しかけていました。
ここに居る、という嬉しさや安心感・・・
私は散骨を希望しているのですが、子どもたちがもし望むなら
滅多に来ない彼らのために暗い墓穴で我慢してもいいかなあと思うようになりました。

父は、「自分の葬式に、大事な仕事や約束が入っていたら来なくていい」
と常々言っていました。
親が居なくなれば、周囲の方々が親の代わりなのだから
そちらを優先しなさいと。

言葉通り、金曜日に亡くなり、土曜日の通夜、日曜日の早い時間に
葬儀を済ませ、関西の従妹たちは、仕事を休まなくてよくて助かった
といいながら帰っていきました。

私も、父や母と同じように、「適当な」日程で、
子供たちと別れていきたいと願っています。
西行のように・・・あんなに偉い人ではありませんが・・・
願わくば桜の下で春死なん・・・
できれば、手のかかる時期の孫の世話をしてからゆっくりと・・・



**************
2003年9月4日

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古岩屋寺

小さい頃、よく父とここへ来ました。
父に手を引かれて歩いた山道が今では途中まで舗装道になっていました。
小さな橋を渡ると川べりの祠を通って、流れを間近に見ながらまた
もとの道に戻る脇道があります。沢へ下りるその道が好きで、一人走って降り、
合流点で待っている父のところへ走って戻ったりしていました。

大きくなると、父は好きな写真を撮ることを楽しみにカメラを持って出かけ、
私は川に下りたり、鳥の声を聞いたりするのを楽しみに一緒に出かけました。
学生時代を親元から離れて暮らしていたので、帰省の度に父は
古岩屋寺に行こう、五段高原に行こう、と楽しみにしていました。
その頃には、少し興味が薄れてきていましたが、父をがっかりさせたくないと
楽しそうに同行しました。でも現地でそこに立つと、緑に包まれてとても
気持ちが良く、やっぱり来てよかったなあ、と思っていました。

国民宿舎古岩屋荘で実施するイベントの打ち合わせに
久しぶりにここへやってきました。
打ち合わせが終わって、沢に下りてみました。
見上げると、父が立って待っていたあたりには、木漏れ日がさしていて
でも、誰もいませんでした。あ、居ないんだ・・・と思ったとたん
泣きたいくらい、あの日に帰りたくなりました。
今父は病院に居ます。そしていつか、どこを探しても居なくなる日がやってくるでしょう。
今、私の周りには、家族や友達や、大勢の支えてくれる人たちがいて、
父と別れる準備が出来ていますが
親を亡くすまだ小さな子供たちが世界中にたくさん居るということを思うと胸が痛くなり、
自分に何ができるだろうか、と考えました。

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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
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春から晩秋まではこんな庭です。
メリッサへのご連絡はmelissa.herb.82@gmail.com まで!



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