メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
アバター
capt012.jpg

公開された時に、友人に誘ってもらったのですが
エイリアンものと思って、好みではなかったので行きませんでした。

TVで放映されたので、観るかどうかはわからないけれど・・と思いつつ
録画しておきました。

映像の美しさに感激しました。
CGだ、作り物だ、という人もいますが、でも友禅は作り物ですが美しいですよね。
作り物でも美しいものは美しいです。

ネイティブアメリカンと開拓民を彷彿とさせる映画でした。
昔のアメリカ映画は、インディアンを野蛮人として悪役に仕立てていましたが
この映画では、自然と共存して生きる現地人を善
侵略者を悪として描いていました。
獲物に感謝して、祈りを捧げるところ、自然を神として
敬虔な気持ちで崇めるところなど、インディアンの人たちそのものでした。
また、インディアンは、無駄な殺生を慎み
生きるために殺す動物には無用の苦しみを与えないよう
最後の一撃により、永遠に苦しみから解放するということが守られていました。

インディアンに古くから伝わる言い伝えがあります。

地球が病んで
動物たちが姿を消し始めるとき
まさにそのとき
みんなを救うために
虹の戦士があらわれる


そのことを伝える1冊の本があります。
nizinosennsi.jpg

伝説を老婆が少年に伝えるという形で書かれているものです。

少年は老婆に問います。なぜ白人はここにやってきて
我々は彼らに負けてしまったのか、と。
老婆は
白人は白人しか住んでいないところからここへ来た。
彼らはここへやってくる必要があったのだ。
彼らはここで他の人種のことを学び、彼らと共に
この地で生きることを学ぶために、ここへ送られた

と教えます。

みなが昔のことを忘れて「ほうけ」はじめた
まさにその時東の方より1本の偉大なる光がさしこんで来る
光は何人かのインディアンのハートに届き
彼らは人種と人種の間に愛を拡げるだけでなく
宗教の間にも愛を広げていく


アバターで主人公が乗る虹色の生き物がまさにこの虹の戦士の乗り物のように思いました。
アバターのような映画ができたこと自体が、
白人が学びを始めたことに違いないと思うのです。

私がインディアンに興味を持ったのは
スヌーピーの映画に出てきた小さな楽器でした。
口にくわえて、ビヨヨヨ~ンと鳴る楽器の音に心惹かれ口琴という楽器を知りました。
そしてアイヌの伝統的な楽器ムックリを知り
マイノリティの人たちの、生きる「能力」に感動し、
インディアンの人たちの生き方にも興味を持ちました。
私たちは、お店や警察が無ければ、生きることも身の安全を確保することもできませんが、
彼らは一人原野に放り出されても生きていく知恵や力を持っています。

私たちも嘗てはできていたことを、傲慢に捨てて行った結果
彼らから教えてもらわなければいけないところまで「無力」になってしまったと思います。


口琴についてはこちらのサイト「音楽方丈記」に詳しく紹介されています。


この記事に対するコメント

昨日は突然の訪問にも関わらず喜んでいただきとてもうれしかったです。
私も、アバターは偏見をもっていましたが、テレビの放映をみて
あまりの美しさに驚き感動しました。
アメリカの映画とは思えない奥深さでした。
インディアンの人々の社会には、中に入れば、またそれぞれのことが
あるのでしょうが、許しの民族という印象があります。私は、沖縄の人々に
たいしてもそのように感じます。ぬくぬく暮らしている日本人
自分がそう思えてしまいます。
【2012/02/29 17:42】 URL | mami #- [ 編集]

Re: タイトルなし
mamiさん

ありがとうございます!
見知らぬ方がお読みくださり、それも好意的にと、わかると嬉しいです。

アバターに限らず、本編と予告編のイメージが違うもの多いですね。
サインも、予告編ではミステリーサークルの謎が解ける、ようなものだったので
そこを期待して見た人はがっかりしたようでした。
アバターも、もっと美しいシーンを見せてくれたら、劇場に行っていたと思います。
おそらく、美しいものを見たい、人をターゲットにしてなかったのでしょうね。

本当に私たち不況といいながらも、安全で豊かな暮らししていますね。
その豊かさを、多くの人に分配できららいいのですけど。
【2012/03/01 01:26】 URL | メリッサ #- [ 編集]


アバターは川崎の映画館で観ました
公開時、その映画館がもっともきれいに映るとの宣伝でしたので、仕事帰りにわざわざ廻って観てきました

映画の内容はともかく、特殊な眼鏡をかけて3D映像を見続けていたら頭痛になってしまいました

白人の有色人種征服史はすさまじいものです

アメリカ先住民の征服に関する映画では『ソルジャー・ブルー』はご覧になりましたか?
キャンディス・バーゲン主演の1970年の映画です

従来の西部劇が白人の英雄を描いてきたのに対し、これは先住民に視点を置いたものでアメリカ映画のひとつの転換点となりました

白人キリスト教徒が先住民を征服するなかでサンドクリークの大虐殺(The Sand Creek Massacre)が起きました

この映画はそれを描いたものです

かなり残酷なシーンもありますが、一度はご覧になるとよいと思います

日露戦争、日米戦争にも、日本人が白人の侵略者と戦ったという大きな側面があると思います

その結果、インドやインドネシアはじめアジア諸国が独立しました

私は幼児期、父の仕事で2年ほどスリランカに住んでいましたが(記憶はありません)、当時のスリランカ人は日本がイギリスと戦ってくれたおかげで独立できたと、熱烈に父たち日本人に感謝していたそうです

戦時中の大学者であった大川周明は、戦後、右翼として批判され省みられることが少なくなりましたが、彼の『米英東亜侵略史』はあらためて読む必要があります
残念ながら、古書では高いようですね(http://www.amazon.co.jp/gp/offer-
listing/B000JBLR7K/ref=dp_olp_used?ie=UTF8&qid=1330532535&sr=8-3&condition=used)

【2012/03/01 01:27】 URL | 金岡秀郎 #- [ 編集]

Re: タイトルなし
金岡秀郎先生

アバターを劇場でご覧になったのですか?
あの文化講演会のお話を思い出すとちょっと意外な気がしますが
畏れ多さが少し軽減したような気がします(*^^*)

3Dグラスは、ユニバーサルスタジオなどで使ったことがありますが
短時間でしたので、それほど負担ではありませんでした。
長時間の映画をずっと見るのは大変そうですね。

ソルジャーブルーは映画史に残る有名な映画ですね。
私は、残酷なシーンが苦手なので見ていませんが
是非見てみたいと思います。
小説も映画も、作り手のエッセイみたいなものだと思います。
登場人物の言葉に思いを込めていると思います。
インディアンを理解するキャンディスバーゲンの台詞を聞いてみたいです。

アジア諸国が日本の軍国主事の犠牲になっているというシナリオで
事実に反するドキュメンタリー番組が作られることもあり
取材された人から抗議がありましたね。

個人間でさえ、立場が変われば事実が全く違って伝わることが
あるのですから、国家間の言い分は、国民性なども加わって
真実はわからないことが多いですよね。
他国との関係を大切にするのはいいのですが
毅然として自国に誇りを持っていきたいですね。

古書・・・ですか・・・。
図書館にはありませんよね・・・
古書に興味があるので、先日NHKの爆笑学問を見ました。
インタビュアーのお笑い芸人さんの、学者の先生方と対等のような態度を見るのが
なんだか気恥ずかしくて、見るに耐えないので好きな番組ではありませんが
前回の「大江戸ブックレビュー」は面白く拝見しました!
【2012/03/01 20:09】 URL | メリッサ #- [ 編集]


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