メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
ヒューゴの不思議な発明  ~人を動かすものは・・・・
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春休みとはいえ、楽団の練習やバイトでなかなか時間がとれない娘が
突然帰ってきました。2日間ほどしか居ないらしいのですが
午後から一緒に買い物に出ました。
特に買うものもなく・・じゃあ、映画観ようか・・・とシネマコーナーに行ってみました。

夜7時から友達との食事会を控えていたので、
すぐに観られて、6時半までに終わるもの・・・・
行ってみると、「ヒューゴ・・・」がちょうど始まる時間でした。
身近な方々は、私がヒューゴを観たいと言っていたのご存知ですよね?
オーバーですが「神様ありがとう・・・」と心の中でつぶやきました。

すごく良かったです。
ただ、宣伝から受けた印象とは違っていました。
少年少女のファンタジックな冒険物語だと思っていましたが
実際は、パリの街で、暮らす人々が等身大で描かれていました。

3Dでしたので、時計の歯車や列車などがとても精緻で
立体的に観られて、美しかったです。

孤児となったヒューゴが時計台からパリを街を見下ろし
同じく両親を亡くして名付け親の元で暮らしている女の子に語りかけます。

機械には何ひとつ不要なネジなどない。
このパリの街もひとつの機械のように見える。
そしてそこに生きる人もそれぞれに機械のネジのように
何かの役割を持っていると思う。
その役割や夢を見失った人は壊れてしまうから
直さなければ・・・・・


ああ、いい話ね、とうさぎを見ると、爆睡・・・・
こらー起きて・・・一番いいところやのに・・・・
「ごめんごめん、最初から退屈だけど頑張って起きとったんやけど
寝てしまった!!!」
「え~~~~!どこが退屈なん!!!!!」

でも確かに、最初は駅の中の日常が続きます。
映像が美しいとか、登場人物が魅力的とか
そういう楽しみを拾わないと退屈かも。

終わって映画館を出るときには、
「いい話やったね。感動した」といいました。
本当に、爆睡娘の言うとおり、後半だけでも成立するくらい、いい映画でした。

少年の父親が見つけた機械人形が、不思議なめぐり合わせから
「映画の父」と呼ばれたジョルジュ・メリエスとの出会い
そして過去を捨て、「壊れた」ジョルジュの人生を
ヒューゴが「直して」いく過程を見ながら、少し前に見た
菅原文太さんの記者会見を思い出しました。

引退表明だったのですが、東日本がこんな時に
映画なんか撮ってる場合ではない、と言われたのです。
ジョルジュが映画を捨てなければならなかったのも
戦争によって、人々が映画を観るどころではなく
撮影の機材も武器の一部となって壊さなければならなくなったからで
彼のいう「映画なんて撮ってる場合ではない」時代の波に飲まれたからです。

でも、今、仮設住宅にお住まいの方々を励ますものは何なのでしょう?
1本のテレビ番組や、映画より、ひときれの食べ物の方が価値があるのでしょうか?
思うように仕事も無く、行政の動きも遅いなか、
明日に希望を持てるような、歌やドラマは、絶対必要だと思います。
人を動かすのは、食べ物のカロリーだけではありません。
心の底からわき上がる夢や希望だと私は思います。
そして、そんな夢や希望に気づかせてくれるものは、本や映画や
音楽やスポーツなど、生命維持に直接関与しそうにないものが
本当は、人の命を燃やす原動力になるのだと私は思います。

パンフレットもとても綺麗でした。

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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
メリッサの庭へようこそ!
春から晩秋まではこんな庭です。



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