メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
惜別 花菜風 門出
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最近お茶の稽古の話題がありませんが、続けていますよ~

今日は、高貴な方をお招きしたお茶事のお稽古でした。
高貴な人には、茶碗をそのままお出しするのではなく
このような台に載せて振舞うのだそうです。
そして、そのお茶碗はその場限りで割ったりすることもあるそうです。

ここで、いつもの疑問・・・
私が教えていただいている流派では、出された台から
お茶碗を取っていただくのですが
別の流派では、台ごと持っていただくのだそうです。

ということは、どちらかしか知らない人が見たら
ものを知らない、とか無作法ということになります。

煎茶の席では、煎茶の香りを楽しむために一煎目は、お菓子をいただく前
その後お菓子を楽しんでから二煎目が出ます。
抹茶しかご存知ない方は、(ご存知でも亭主からの声かけがないと
食べないものではありますが・・・・)
お茶が出そうになると、慌ててお菓子を一口食べようとして
お待ちください、といわれ恥ずかしい思いをすることもあります。

作法って、流派やジャンルが違うと、正しいと思っていたことが
無作法になったりすることがあります。
とても難しいですね。
障子の開け閉めも、上級のお手前をする人は障子の下の方を持ちますが
初歩の人は上の方を持ちます。
また、煎茶では、流派によっても違うのでしょうが
人の口に入るものを扱うのに畳に近い場所を触っては汚い、と
帯の高さで障子の開け閉めをすることもあり
その道しか知らないと、抹茶の上級者が障子の下の方を持って開け閉めするのを見て
不潔、と思ってしまうかも知れません。

どうにかならないものかなあ、といつも思います。

それはさておき、今日の茶杓のご銘は
最後のお子さんが間もなく家を出るFさんの「惜別」
春の花を楽しむMさんの「春菜風」
そしてFさんのパクリの私「門出」

FさんとMさんは、いつも歳時記や暦をごらんになって用意してこられます。
私は、師匠の設えや、FさんとMさんのご銘を伺ってから、関連したものを考えています。
用意周到でないだけなのですが、これはこれで面白いです。

寂しい別れですが、裏を返せば門出でもあります。
すべてのことは表裏一体、ならばワクワクした方から眺めたいですね。

お床の花は「にぎたづ」
額田王の「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬいまは漕ぎ出でな」に因んだ名だそうです。
この歌は、行軍のために出航する舒明天皇のことを思って妻である斉明天皇の気持ちを
代作したということになっていますが、進学のために家を離れる息子さんへの良い餞になりましたね。

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Author:メリッサ
愛媛県松山市のハーブ大好き
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春から晩秋まではこんな庭です。
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