メリッサの庭から
大好きなハーブを中心に人、音楽、映画、本、食べ物など出会いの感動を・・・
舟を編む
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本屋大賞という煌びやかな帯と、落ち着いたトーンの本体のギャップに引き寄せられ
手にとってパラパラと眺めてみました。

舟を編む???

冒頭にこのような記述を見て、感激しました。

辞書は言葉の海を渡る舟だ。

人は辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。
もっともふさわしい言葉で正確に思いをだれかに届けるために。

海を渡るにふさわしい舟を編む


落ち着いた重厚な装丁のように、真面目で堅い内容かと思いきや
思わず声を出して笑ってしまいそうなエピソードがちりばめられ
ちょっと現実離れした物語が展開していきます。

そんな中でも言葉へのこだわりや、愛情がきちんとベースに流れています。

小学生の頃に、父の国語辞典を借りて使ってみて
その手触り、使いやすさが気に入って貰い受けました。
父から貰い受けた「字引」は小学生が使う、文字が大きく分厚くて
表紙の固い使いづらいものではなく、紙が薄くて文字が小さいので
使い易く気に入ってごく最近まで使っていました。
それ以来、辞書を買うときには、内容もさることながら
手にしっくりくるかどうか、が最重要問題となりました。

辞書は沢山持っています。
歳時記から始まって「逆引き広辞苑」まで。

P1090446.jpg

単語の頭の文字で引くのではなく、下につく言葉
たとえば車で引くと「横車」とか「口車」とか、車がつく単語が並んでいるのです。
家族からは、図書館じゃあるまいし、何に使うんだ?
変わった人やね、と言われる始末。
確かにあまり売れてはないでしょうね・・・

そんな私ですから、辞書作りの物語をワクワクどきどき楽しめるのは
当たり前ですが、世間の多くの方々もこの本を支持されているそうで
とても嬉しいです。
難しそう・・・と思われるかもしれませんが、楽しく幸せな気分になりたい人に
ぴったりです。文章も難しくありません。


この記事に対するコメント

先日のエントリーで、お問いかけ頂いておりましたが
「舟を編む」私も読みました。

ネタばれになるので詳しくは書きませんが、出版業界に勤めている
知人に聞いたところ、今の時代、辞書を作っても採算は全く見込めないそうです。
それは、インターネットの普及に伴うもののようです。

しかしながら、言葉のプロが意地とプライドで作り上げる辞書にはネット検索では
めぐり合えない言葉と出会えます。目的の単語の近傍にある単語の引用に目が
行ったりするアナログな感じが、デジタル時代になっても辞書が存在する意義だと
思います。私は暇なときに辞書を適当に開いて眺めるのが結構好きです。

私の読書スタイルは、同時に4~5冊(著者やジャンルはバラバラ)をとっかえひっかえ
読みます。1冊に注力すると一気に読んでしまわないと気が済まないので、敢えていろんな本に少しづつ興味を持ちながらゆっくり読むように心がけています。ですので読書メモが必須となり、そのうえでも内容を忘れたりするので何回も読み返すことが多いです。

忘れてしまっていた内容を読み返すことで補完できた時、読み返したことで以前は内容をきっちり理解できていなかったことが理解できた時、その再発見で幸せな気分になります。

まさしく董遇の言葉「読書百遍意自ずから通ず」ですね。

私はことわざ辞典も結構好きです。
【2012/05/10 18:26】 URL | らっぱ吹き@倉敷GH #- [ 編集]

Re: タイトルなし
らっぱ吹き@倉敷GHさん

こんな下手の長談義ブログにご再来くださってありがとうございます。
私のブログを読まれる方は、読書の習慣のある方だと思っています。
普段本を読まない人にとって私の記事は長すぎて読む気にならないようですが
読書をなさっている人にとっては、さっと読めるようです。

舟を編む・・・温かい気持ちに包まれる、いい本でしたね!

私も本はいつも数冊を並行して読んでいます。
理由はらっぱ吹きさんとは少し違って、主婦という立場は
あちこちに出没しなくてはならないので、
洗濯機の近く、キッチン、自室、車の中、外出用のバックの中、に
置いておき、ちょっとした待ち時間に読んでいます。
こういう読書形態に慣れてくると、案外混乱せず読めるように思います。

らっぱ吹きさんの読書についてのスタンスをうかがっていると
よく読書する人に共通のものをとても感じます。
最近入手した
「人生に大切なことは、すべて「書店」で買える」の
著者の話も、とても納得されると思います。
この本、読書が苦手な人に向けて書かれているようですが
読書が苦手な人は読みながら次々と反論が浮かぶだろうな、と
思うような本です。
私も嫌味?と思われるかもしれないな、と思いつつ
読書は苦手、という人に勧めています。

らっぱ吹きさんなら、書店でさっと読破できそうな
文字量、内容ですので、お時間ございましたら
ちょっと覗いてみてください。
たぶん、とても納得されると思います。

私もことわざ辞典、好きです。
故事成語辞典や、外来語辞典などなど
あまり普通のご家庭には無いような辞典をいろいろ持っています。
娘はたぶん興味ないので、知らないと思いますが・・・
【2012/05/10 22:43】 URL | メリッサ #- [ 編集]

まいったなぁ
千田琢哉さんですか・・・。あらあら

「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。」

もうすでに読んでたりします。(笑)

「死ぬまで悔いのない生き方をする45の言葉」
「もう一度会いたくなる人の仕事術」
「本物の自信を手に入れるシンプルな生き方を教えよう。」
「たった2分で凹みから立ち直る本」

なども読んでたりします。結構なファンです。(爆)
ちなみに子供の頃は星新一を読みあさり、独特の「ほんのりブラックユーモアSF」が大好きな少しひねくれた男の子でした。

最近は、特にビジネス書をよく読みます。マネジメントやマーケティング関係の
本は特に良く読みます。仕事や楽団の運営に参考になりますので。

ただし、あくまで読書で得た内容は「知識」ですので、それを使いこなす
「知恵」を得なければ何もなりませんね。困難に立ち向かうにはまさしく
「知恵」こそが「解決策」そのものですので。

読書で得た、素晴らしい言葉も心を込めなければ、ただの単語の羅列ですね。メリッサさんの文章には暖かさを感じます。まさしく「言霊」(ことだま)に満ちています。ですのできっと読みやすいのだと思いますよ。
【2012/05/11 20:30】 URL | らっぱ吹き@倉敷GH #- [ 編集]

Re: まいったなぁ
らっぱ吹き@倉敷GH さん

すでに読まれていらっしゃったのですね!
私は千田琢哉さん、存じ上げてなくて、初めてです。
本は好きですが、偏っています。
宮部みゆきさんという作家さんも知らなくて、
その「知らない」ということで周囲を驚かせたことが
何年も前にありましたが、未だに彼女の本を読んだことがありません。

千田琢哉さんの本はとても共感しましたので
チャンスがあれば、他の著書も読んでみたいと思います。

星新一!
私たぶん出版されているほとんどを読んでいると思います。
星さんがSFとして書かれていることが今、現実になっていることが
多くて、はっとすることがよくあります。

マーケティングや、マネージメントは、どんな立場でも
参考になることが多いですね。
倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニーの人気や実力の秘密もそこにあるのですね。

私ごときの文章をお褒めいただくと、お恥ずかしい限りですが
「納得しよう」という姿勢でお読みくださるから読み易いのだと思います。

読まれた本が血となり肉となっておられて、素晴らしいですね。
らっぱ吹きさんは、どの部分を読書ノートに書かれたのかなあ、と
思いつつ、「舟を編む」を再度ぱらぱらと眺めました。

【2012/05/12 02:47】 URL | メリッサ #- [ 編集]


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愛媛県松山市のハーブ大好き
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